のんびり、海外自由旅行のすすめ

海外旅行はパッケージツアーではなく、のんびり気ままな自由旅行で!これまで旅して感じた海外旅行の楽しさやちょっとしたノウハウをお伝えしていきます。

ダブリンへ来たならトリニティ・カレッジは必見スポット

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こんにちは、コウです。 

昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第28回。 

ようやく関東でも梅雨が明けました。今年の梅雨は長く、また大雨で各地に災害も発生し、大変でしたが、今度は暑い季節がやってきます。爽やかだったダブリンの朝が懐かしいです。 

さて、いよいよダブリン市内の観光スポットを紹介していきます。 

最初にご紹介するのはトリニティ・カレッジ。最大の観光スポットが大学というのも面白いですね。 

※トリニティ・カレッジのオールド・ライブラリや「ケルズの書」については、新型コロナウイルス感染対策のため休館していましたが、8月10日から見学を再開することになったようです。日本から観光するのはまだ当分難しいでしょうが、一日も早く世界の人々が再び訪れられるようになればと思います。 

www.tcd.ie

私は、また必ず海外自由旅行を楽しめる日がいつか戻ってくると信じているので、そのときに向けてこの記事を参考にしていただきたいです。 

◇今回のアイルランド旅行のハイライトビデオはこちら


【2019年夏】アイルランド旅行|アイルランド観光の見どころと魅力をコンパクトにご紹介

トリニティ・カレッジは今回の旅行の大きなきっかけとなってくれた留学生ロブくんの母校。1592年にイギリスのエリザベス1世によって創立されたとのことですので、今年(2020年)で創立428年となる、アイルランド最古の名門大学です。 

1592年というと、日本はまだ戦国時代。ちょうど豊臣秀吉が亡くなった年ですね。 

◇留学生ロブくんについては、こちらをどうぞ。  

ko-abroad.hatenablog.jp

◇トリニティ・カレッジ/ビジター向け(英語) 

www.tcd.ie

◇トリニティ・カレッジの場所(Googleマップ) 

トリニティ・カレッジはダブリン最大の観光スポットとして、とても混み合いますので、事前にオンラインチケットを購入していくことをオススメします。 

私もオンラインチケットを購入し、ダブリン到着2日目の午後1:30の見学を予約しました。オールド・ライブラリと「ケルズの書」の見学で、大人1人€14(約1,700円)でした。 

予約するとこのようなチケットを添付したEメールが届きますので、印刷して持っていきましょう。 

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私たちは利用しませんでしたが、英語のガイドツアーもあり、オンラインチケットを予約していくと、通常€6/人のところ、€4/人に割引になるようです。 

さて、大学の正面入り口は意外と小さいです。 

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正面に向かって右側にあるのは、劇作家オリヴァー・ゴールドスミスの像。トリニティ・カレッジは、他にもガリヴァー旅行記」で有名なジョナサン・スウィフトノーベル文学賞を受賞したサミュエル・ベケットオスカー・ワイルドなど、特に著名な文豪たちを卒業生として多数輩出しています。 

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正門を入ってすぐにあるリージェント・ハウス(Regent House)。もともと評議員室だったのでしょうか?今はガイドツアーを希望する場合、ここで申し込めるようになっています。 

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リージェント・ハウスを抜けると、パーラメント・スクエア(Parliament Square:議事堂広場)に出ます。 

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パーラメント・スクエア正面にあるのが、カンパニール(鐘楼)。1853年に建てられたもので、高さ約30mだそうです。 

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カンパニールに突き当たったら右折して真っすぐ行くと、オールド・ライブラリの受付に出ます。 

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たくさんのお客さんが入場を待っていました。私たちは時間指定のオンラインチケットのため、ほとんど待たずに入場することができました。 

最初に国宝「ケルズの書」を見学しますが、ここは写真撮影等も一切禁止となります。「ケルズの書」については次回記事で詳しく紹介したいと思います。 

その後、オールド・ライブラリに出ます。オールド・ライブラリはビデオ撮影禁止。写真撮影はOKです。 

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トリニティ・カレッジの図書館は6ヶ所に分かれており、総数約500万冊が所蔵されていますが、この長さ65mの「ロングルーム」はその中で最も古い1712年の建造で、約20万冊が収められているそうです。 

ちなみにこの「ロングルーム」は、スターウォーズ エピソード2「クローンの攻撃」などに登場するジェダイ図書館」(惑星コルサントジェダイ聖堂内にある公文書館)のモデルになっています。  

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スターウォーズ エピソード2より

そっくりですね! 

さて、このオールド・ライブラリには15世紀に制作されたアイルランド最古のハープも展示されています。  

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アイルランドのハープは、アイリッシュハープ」といって近代音楽で使われるハープより古く、古代ケルト人の時代から使われていたそうです。アイルランドで発行されるユーロ硬貨のデザインにもなっている他、ギネスビールのシンボルマークとしても有名です。 

「ケルズの書」とオールド・ライブラリを鑑賞した後、再びキャンパス内に出てきました。 

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キャンパス内にあるモニュメント

街のど真ん中にある大学のため、キャンパスはさほど広くはありませんが、歴史と伝統を感じさせる素晴らしい大学だと思います。 

◇トリニティ・カレッジ キャンパス・マップ 

maps-dublin.com

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お土産に買ったトリニティ・カレッジのTシャツ(€15)

世界中から多くのお客様が訪れるトリニティ・カレッジ。ロブくんはもう卒業しましたが、彼が学んだ素晴らしい大学を実際に訪れることができ、感慨深かったです 

一日も早く、また元通り多くのお客様に素晴らしい歴史の遺産を見てもらえる日が戻ってくることを願わずにはいられません。 

 

 

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