のんびり、海外自由旅行のすすめ

海外旅行はパッケージツアーではなく、のんびり気ままな自由旅行で!これまで旅して感じた海外旅行の楽しさやちょっとしたノウハウをお伝えしていきます。

ダブリン観光で便利なリープ・ビジターカード

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こんにちは、コウです。 

昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第12回。 

前回は、ダブリン市内のバス、ルアス(路面電車)などの交通手段について紹介しました。 

今回はバスやルアスの運賃支払いに、現地の方がよく利用されている「リープ・カード(Leap Card)」、そして短期の観光旅行に特に便利な「リープ・ビジターカード(Leap Visitor Card)」について紹介します。 

ko-abroad.hatenablog.jp

ダブリンのバスやルアスは、都度チケットを買って乗ることも可能ですが、バスの場合はおつりが出ず、ぴったりの現金を持っていなければならないなど、不便です。 

「リープ・カード」はチャージ式のプリペイドカード、つまりSuicaPASMOみたいなものですね。カードを作るときにデポジットとして€5かかります。購入およびチャージはコンビニや自動券売機で可能だそうです。 

https://www.leapcard.ie/Home/index.html

◇リープ・カードについて詳しいブログ

ise-japan.com

ただ、カード内に残った金額やデポジットの払い戻しには、現地の銀行口座が必要だそうで、短期の観光旅行の場合には、現実的に不可能です。 

そこでお勧めしたいのが「リープ・ビジターカード」。これは有効期間中乗り放題の完全なプリペイドカードです。 24時間(1日)€10.0(=約1,230円)、72時間(3日)€19.5(=約2,400円)、168時間(7日)€40(=約4,920円)の3種類があります。 

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実際に購入したリープ・ビジターカード

about.leapcard.ie

私たちは初日にダブリン国際空港に到着した際に、Bus & Travel Informationのカウンターで、7日間有効のものを3人分買いました。ちょうど1週間滞在で、途中にバスツアーやレンタカーを使う日もあるものの、ツアー集合場所やレンタカーオフィスまでの行き来にはバスなどを使わねばならないため、思い切って7日間用を購入しました。 このリープ・ビジターカードはエアリンク(空港シャトルバス)にも利用可能なので、空港で買ってすぐに役立ちます。 

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ダブリン国際空港のカウンター

結果としてチャージ等の手間も不要。また実際に使ってみると、ある場所に行くのに、バスを乗り換えたり、バスとルアスを乗り継いだりすることもあり、このカード1枚でオールマイティなので、とても便利でした。 

私たちは乗りませんでしたが、「ダート(Dart)」という近郊通勤路線にも利用可能だそうです。 

実際にどのくらい金額的なメリットがあったかははっきり分かりませんが、チャージ式のリープ・カードを利用した場合のバス、ルアスそれぞれの1日当たり上限金額が€7ということなので、まあまあ元は取れたんじゃないかと思っています。 

リープ・カードまたはリープ・ビジターカードを使ってバスに乗る場合は、乗車時に運転席の近くにあるカード読み取り機にタッチするだけです。 

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バス内のカード読み取り機

またルアスの場合は、停留所のホームにカード読み取り機が設置されていますが、バスと違って乗車時と降車時の両方にタッチしなければなりませんので、注意が必要です。 

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ルアス停留所のカード読み取り機

一昨年、デンマークを旅行した際にも、交通機関乗り放題+主要観光スポットの入場料まで込みになったプリペイドカード、「コペンハーゲンカード」がとても便利でした。 

ko-abroad.hatenablog.jp

東京にはJR、私鉄、地下鉄、バスなど、様々な交通機関がありますが、1日乗車券なども各社ごとにバラバラで、たぶん外国からの旅行者にとっては不便ですね。 SuicaPASMOなどのICカード乗車券システムのインフラはすでに整備されているので、観光客向けに共通利用できる乗り放題サービスなどを作ってあげればいいのになと思います。 

今後、新型コロナウイルス影響が収束した際に、再びインバウンド観光需要を盛り上げていく際には、そうした工夫が必要ではないかと、リープ・ビジターカードなどの便利さを経験して考えさせられます。 

 

 

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