Googleマップのナビ機能があればラウンダバウトも問題なし
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第48回。
前回は海外旅行でレンタカーを利用する際に必要な、国外運転免許証の取得について紹介しました。
今回は、アイルランドでレンタカーを利用する際のカーナビについて紹介したいと思います。
◇前回ブログ
前にも書いたとおり、レンタカーを借りる際にオプションのカーナビ(GPS)も申し込みました。ただ音声ガイダンスは当然英語になりますので、Googleマップのナビと併用することとしました。結果的にGoogleマップのナビは海外でも非常に便利に使えることが分かりました。
また車のオプションのカーナビは、日本のカーナビのように地図が詳しくなく、その点でもGoogleマップのほうが分かりやすかったです。
ではレンタカーのナビは不要だったかというと、そうでもありません。一度だけですが、Googleマップとレンタカーのナビとで目的地の場所がズレており、Googleマップのほうが間違っていたことがありました。
たまにそういうこともありますので、2つ併用できれば安心だとは思います。
さて、アイルランドでは、首都ダブリンを離れると信号のある交差点をほとんど見かけません。ラウンダバウトと呼ばれるロータリー方式が多く見られます。
◇ラウンダバウト方式
2011年にイギリスを旅行した際、かつ子ミースさんという現地にお住まいの方の自宅にホームステイさせていただき、車で観光地にも案内していただいたのですが、イギリスの交差点もラウンダバウト方式が多く、そのときのビデオが残っていました。
◇過去ブログ(英国旅行)
ラウンダバウトは交通量のそれほど多くない郊外に多いので、目印になる建物がなく、かつ子ミースさんも「どこで出るのか分からなくなっちゃうんですよね」と言ってました。
そんなとき、Googleマップのナビだと、日本語音声で「ロータリー、2つ目の出口です」などと案内してくれ、とても分かりやすく、感動ものでした。
◇これは普通のGoogleマップですが、「運転モード」にするとカーナビのように音声で案内してくれます。
Googleマップのナビを使う場合の注意点として、モバイル通信の電波の問題があります。
今回の旅行では、Global Wi-Fiのモバイルルータ(データ量無制限タイプ)を持っていきましたが、アイルランドは日本のようにどこでも通信エリアが整備されている訳ではなく、田舎のほうでは電波が無くなってしまう場合があります。
Googleマップはモバイル通信により地図をダウンロードして表示し、その上にGPSによる自車の位置を重ねていますので、電波が無くなると地図が表示できなくなってしまいます。
そんな場合に備えて、Googleマップでは「オフラインマップ機能」が提供されています。出発する前に(日本でも可)あらかじめドライブルートのオフラインマップをダウンロードしておきましょう。そうしておくことで、電波が無くなった場合は自動的にダウンロードされたオフラインマップを表示し、シームレスにナビを利用することができます。
なお、Googleマップの利用はかなりデータ量を使いますので、モバイルWi-Fiルータなどを契約する際には、なるべく大容量のものにしておくことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
Googleマップのナビ機能(運転モード)は、海外でのレンタカー利用にはかなり便利であることを実感しました。
次回は実際にレンタカーを借りる際や返す際の注意点について、紹介したいとおもいます。