のんびり、海外自由旅行のすすめ

海外旅行はパッケージツアーではなく、のんびり気ままな自由旅行で!これまで旅して感じた海外旅行の楽しさやちょっとしたノウハウをお伝えしていきます。

今回も大活躍だった海外用モバイルWiFiルータ

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こんにちは、コウです。 

昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第18回。 

スマートフォンスマホ)で手軽にネット利用ができるようになったことで、海外自由旅行は劇的に便利になりました。私は、家族で旅行する際は、海外用モバイルWiFiルータを持っていきます。今回のアイルランド旅行でも大活躍でしたので、今回はこれについて紹介します。 

◇前回ブログ 

ko-abroad.hatenablog.jp

◇目次 

通信キャリアが提供する海外データサービス 

前回ブログでも紹介しましたが、最近は各通信キャリアから海外でもデータ通信をおトクに利用できるサービスが出ています。例えばauKDDI)の場合は「世界データ定額」というサービスがあり、1日当たり980円、出発前に事前予約すれば1日当たり690円(アイルランドの場合)で利用できるので、一人旅ならばWiFiルータをレンタルするよりこちらのほうが安いかと思います(ただしデータ量は日本で契約している分から消費する)。 

www.au.com

ただし家族などのグループでの旅行だと、一人ひとりに料金がかかりますので、海外用モバイルWiFiルータをレンタルして共同で使ったほうが安いし、最も手軽だと思います。スマホ以外にタブレットやPCを持っていってる場合もありますしね。 

特に今回のアイルランド旅行ではレンタカーを借りて郊外を観光する予定で、Googleマップのナビ機能に頼るため、かなりのデータ通信量を使うことが予想されたことから、なるべく大容量のプランでレンタルする必要がありました。 

海外用モバイルWiFiルータの比較 

海外用モバイルWiFiルータを選ぶポイントについては、2017年のクロアチア旅行に関するブログで記載していますので、参考にして下さい。 

ko-abroad.hatenablog.jp

いつも利用しているGlobal WiFiを調べると、アイルランドでは「無制限プラン」というデータ容量上限なしのプランを利用でき、16,830円/9日間でした。実質的な現地滞在日数(7日間)、1人当たりで換算すると、801円となります。 

ちなみに1日1Gバイトまでの「超大容量プラン」は13,320円/9日間でした(同換算で634円)。 

他のサービスと比較したところ、イモトのWiFiでは、無制限プランは無く、1日1Gバイトの「超大容量プラン」が最高で、17,460円/9日間でした(同換算で831円)。 

テレコムスクエアが提供するWi-Hoも、アイルランドでは1日1Gバイトのプランまでで、料金は安く、9,864円/9日間でした(同換算で470円)。 

結果として、やはりレンタカー利用時のナビ機能でかなりのデータ量を使用することを考慮し、データ量上限なしで利用できるGlobal WiFiにしました。値段だけならWi-Hoが安そうですね。 

なお、同じGlobal WiFiでも、LINEの公式アカウントからなどいろいろな申し込みルートがあり、料金が異なります。価格ドットコムから申し込むのが一番安かったです。上記の16,830円は価格ドットコムからの料金でした。 

kakaku.com

受取りは出発前日に自宅に宅配、返却は帰国時に成田空港で返却としました。成田空港第一ターミナル北ウィングの到着ロビーにある返却ポストに放り込んで返却します。 

今回レンタルした端末 

今回レンタルしたWiFiルータ端末は、前回のデンマーク旅行の際のものと同じ、ゴツいやつでした。 

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ko-abroad.hatenablog.jp

240グラムもある重いやつです。Global WiFiはこの機種を汎用機として使っているようですね。 

この機種は大きくて重すぎるという意見が多かったせいか、ちょうど旅行中の2019年8月1日より、新型端末の提供を開始するとの発表がありました。 

townwifi.com

厚さが7.9mmと上記機種の半分以下、重さも180gで25%ダウンしたとのことです。だいぶ改善されましたね。 

このルータ単体でスマートフォンとしても使える機能を持っているようですが、Global WiFiとしては本日現在も提供予定は未定とのことです。 

薄く軽くなるだけでもありがたいので、次回行ける機会があればぜひ使ってみたいです。 

ダブリンで通信スループットを実測 

今回レンタルした機種で、実際にどの程度の通信速度(スループット)が出ているのか、現地で計ってみました。SPEEDTESTというアプリを使って、ダブリンの繁華街にあるAvoca Store & Cafeの前あたりで、平日の午後3時頃に計った結果です。 

◇測定結果

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バラつきがありますが、ダウンロード(下り)で20~40Mbps程度アップロード(上り)で20~30Mbps程度出ているようでした。この値だけ見ると、東京とあまり変わらない品質の通信サービスが提供されているようです。 

プロバイダは「Orange」と表示されています。アイルランドでは、主要モバイルキャリアとしてボーダフォン、ハチソン(Three)、ミーティア(Eir)の3社が運用していますが、Orange(オランジュ)というのはフランスの通信キャリア(国営フランステレコムが母体)で、欧州各国で使えるOrage HolidayというプリペイドSIMカードサービスを提供しているそうなので(恐らくMVNO(仮想通信事業者)として運営しているんだと思います)、そのSIMがルータ端末に内蔵されているんでしょう。Global WiFiはこのようにできるだけ地域ごとに共通の端末やサービスを使うことで、コストダウンしているんですね。 

 

いかがでしたでしょうか。海外用モバイルWiFiルータを使って、家族3人、問題なくスマホが使い放題で利用でき、また別の記事で紹介しますが、レンタカーでのGoogleマップのナビ機能も快適に利用できました。 

アイルランドでは、レストランやカフェ、観光施設などでも無料WiFiを提供しているところは多いですが、街歩き中にもいつでもどこでもネットを使うには、やはりモバイルWiFiルータが手軽で便利です。 

利用目的などに応じて、うまく選んでいただきたいと思います。 

 

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