あなたもギネスビールのエキスパートに「ギネス・アカデミー」
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第31回。
前回記事に引き続き、ダブリンの人気観光スポット、ギネス・ストアハウスについて紹介します。前回紹介したとおり、ギネス・ストアハウスの入場料には、1パイント(約570ミリリットル)のギネスビールの代金が含まれており、いよいよ今回はこれを味わえるところをご紹介します。
※ギネス・ストアハウスの見学については、現在、オンライン予約に限定し、入場制限およびソーシャル・ディスタンスを確保した上での見学に限って受け付けているようです。
気軽に海外旅行に行けるようになるにはまだ時間がかかりそうですが、再開されたときに備えて、この記事を参考にしていただければと思います。
◇前回記事
ギネスの美味しい注ぎ方をレクチャーしてもらい、実際に自分でやってみる、それが「ギネス・アカデミー」です。
一定人数が集まると開講。いくつかのテーブルに分かれて、淹れ方を教わります。
ビールサーバーのハンドルを手前に倒すと、ビールが注がれます。このときグラスを45度傾け、静かに注ぎ入れます。
一定レベルまで注がれたら、グラスを真っすぐにします。グラスの上部がほんの少し残っている状態で、ハンドルを戻します。
注ぎ終わった状態で、約2分待ちます。これが「カスケード」と言われる状態で、クリーミーな気泡がグラデーション状になりながら徐々に分離され、上のほうに泡が集まってきます。
2分ほど待った後、最後にハンドルを少し向こう側に倒すと泡のみが注がれ、泡の蓋を追加する形でグラスの上端まで注ぐことにより完成となります。
まさに注ぎたて!
出来上がったビールをそーっと持って、もう1階上がると、展望レストラン。ダブリン市内を一望できる眺めを楽しみながら、ギネスを堪能できます。もちろん、追加のおかわりやおつまみを注文することもできます。
酒好きの家族3人、ゆっくり楽しむことができました。
ギネスを楽しみ、ほろ酔いになった後は、階下に降り、ショップで買い物を楽しみましょう。
正直、ここを訪れるまでギネスと他のビールとの違いがそんなに分かっていなかったのですが、ギネス・ストアハウスを見学して、その歴史やこだわりの製法などを学び、すっかりギネス・ファンになりました。
次回は日本でも楽しめるギネス・ビールについてご紹介したいと思います。
ちょうどビールの美味しい季節。海外旅行を楽しめる状況はまだ遠そうですが、せめて日本のお店や自宅で、ギネスの美味しさを楽しむ参考にしていただけたらと思います。