のんびり、海外自由旅行のすすめ

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首都コペンハーゲンのお薦め観光スポット8ヶ所(前編)

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こんにちは、コウです。

デンマーク旅行を終えて1週間。あー楽しかったなー、そして涼しかったなーと、灼熱の東京に帰ってきて思う毎日です。

今回は、まず何はともあれ首都コペンハーゲン市内で訪れた観光スポットの中から5ヶ所についてご紹介したいと思います。

前回ブログ

ko-abroad.hatenablog.jp

目次

クリスチャンスボー宮殿へ

コペンハーゲンに到着した翌日の813日(月)、まずはコペンハーゲン市内の観光に行きました。

宿泊先STAY Copenhagenの最寄バス停であるDrechselsgadeからコペンハーゲン中央駅まで、250Sというバスが、日中はだいたい毎時01分、21分、41分の3本出ています。

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この日は、前日の長旅を考慮して、10:21発と少し遅めのバスで出発しました。

前日、空港のインフォメーションで購入した72時間有効のコペンハーゲンカードに、写真のように、日付と10:20という時間を手書きで書き込んで、ここから木曜日の10:20まで72時間有効となります。

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コペンハーゲンカードについては、こちらの記事をどうぞ。

ko-abroad.hatenablog.jp

バスではコペンハーゲンカードを掲示するだけでOKデンマーク交通機関の事情については、また別の機会に紹介したいと思いますが、とてもユルーい感じでした。

15分もかからずに、コペンハーゲン中央駅前のバスターミナルに到着します。

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この日の天気はときどき小雨交じりの曇り。気温は恐らく20℃以下で、肌寒いくらいでした。

駅前すぐの場所にチボリ公園がありますが、11時開園のためまだ閉まっていました。そこでまず最初の観光地としては、かつての王宮であり現在も国会議事堂や女王の謁見の間として利用されているクリスチャンスボー宮殿(Christiansborg Palaceに向かうことにしました。ここから徒歩15分くらいで、クリスチャンスボー宮殿に行けます。

クリスチャンスボー宮殿は、ガンメルストランドと言われる運河に囲まれており、橋を渡ると大きな広場に出ます。広場の真ん中にある騎馬像は、19世紀末のデンマーク王・クリスチャン9世の像です。

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広場をぐるっとまわって、まずロイヤル・キッチンを見学しました。ここで王宮での晩餐会のお料理や、お花の飾りつけなどがされた場所で、当時の様子が忠実に再現されているようです。

コペンハーゲンカードで、クリスチャンスボー宮殿の入場料は無料。受付でカードを見せることで、無料で入場できます。

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たぶん給仕長さんの席かな?今までここにいたかのように再現されています。

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そしていよいよ宮殿の一番の見どころであるロイヤル・レセプション・ルームへ。

ロイヤル・レセプション・ルームの入場も、コペンハーゲンカードで無料です。

デンマークの観光地は、どこも館内を含めて写真、ビデオの撮影はOK、ただしフラッシュ使用は禁止です。この点、2011年に旅行したイギリスでは、ウィンザー城やロンドン塔など、内部はどこも撮影禁止だったので、それと比べるとユルくて有難いなーと思いました。

ただし、ここクリスチャンスボー宮殿では、恐らく絨毯などを傷めないようにということで、靴にカバーを履かせる必要があります。

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受付でこういった案内図をもらえ、これに従って進んでいきます。裏面には各部屋の簡単な解説が記載されていました。

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これは案内図⑥の The Abildgaard Room です。

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隣の⑦The Dining Hallで開かれる晩餐会を守るための衛兵が待機している部屋という説明書きだったかと思います。

ロイヤル・レセプション・ルームでの最大の見どころは、案内図⑩のThe Great Hall400名のゲストを迎えられる大宴会場です。ここにはデンマークの歴史を綴った素晴らしいタペストリが、四方の壁に掲げられています。

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The Great Hall天井の絵画も素晴らしいです。

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案内図⑤の「女王の図書館」。現マルグレーテ2世女王の書籍のコレクションを集めた部屋で、18世紀のものからあるとのことです。

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最初に訪れたクリスチャンスボー宮殿で、デンマーク歴史と伝統に触れることができました。

 

運河ツアー

クリスチャンスボー宮殿を出て、運河ツアー(Canal Tours Copenhagenに乗ろうと、乗り場方面に向かいました。

今回の旅行では、ガイドブックとして「地球の歩き方 北欧」(20172018)を持っていったのですが、ガンメルストランド(運河)の護岸工事のためか、ガイドブック掲載の運河ツアーの乗り場がちょっと変わっていて、Ved Stranden通り側に移っていました。

ここでも問題なくコペンハーゲンカードを使って、無料で運河ツアーに乗り込みました。

運河ツアーは、このガンメルストランド発着のものと、ニューハウンから発着するものとがあるそうですが、このガンメルストランド(Ved Stranden通り)発着のもののみ、コペンハーゲンカードで無料になるようです。ニューハウン発着のものは「Extra chargeがかかる」コペンハーゲンカードのガイドブックに明記されていますので、ご注意下さい。

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運河ツアーでは、コペンハーゲンの主要な観光地を英語のガイドさんが案内してくれます。

人魚姫の像は、「世界三大がっかりの一つ」と言われるそうなので、この運河ツアーで海側から見たことで行ったことにしました。

コペンハーゲンを象徴する景観として名高いニューハウンは、船から見てもとても素晴らしかったです。

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また近未来的なデザインで有名な王立図書館、通称ブラックダイヤモンドは、とても印象的でしたので、この後実際に訪れてみました。

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1時間、潮風に吹かれながら、コペンハーゲンの主要観光スポットを無料で巡ることができるのは、とてもおトクだなと思いました。

 

ストロイエ通り

さて、運河ツアーを終えて再上陸した私たちは、コペンハーゲン最大の繁華街、ストロイエ通り(Stroget)に向かいました。

ここは世界で初めて歩行者天国ができた通りだそうで、現在も常時歩行者天国となっています。通り沿いには有名デパートやブランドショップ、ブティックなどが立ち並び、とても賑わっています。

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私たちもここで、イルムス・ボーリフースというデパートや知育玩具として有名なレゴ・ストア本店などに立ち寄り、またこの近くで昼食にデンマークの伝統料理・スモーブローをいただいたりしましたが、今回のテーマは観光なので、それはまたの機会に。

今後のお土産購入などに向けて、今日はウィンドーショッピングと情報収集をしながら散策しました。

 

王立図書館(ブラックダイヤモンド)

ストロイエ通りの散策を楽しんだ後、運河ツアーから見た王立図書館(Det Kongelige Bibliotek)通称ブラックダイヤモンドに行ってみたいと、歩いていきました。もう一度クリスチャンスボー宮殿の前を通って、運河沿いにあります。

北欧諸国最大の図書館で、コペンハーゲン大学付属図書館でもあるそうです。南アフリカ産の黒色花崗岩を外壁に用いていることで、シャープでモダンな外観が生みだされています。

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設計は、デンマークの有名な建築家集団、シュミット・ハマー・ラッセンだそうです。

ここは公共の図書館なので、そもそも無料で入館可能です。

上層階まで上ってアトリウムを見下ろすと、建築デザインの美しさが際立って感じられます。午前中のクリスチャンスボー宮殿で、伝統美の世界を堪能した後で、今度は素晴らしい現代美を味わうことができました。

大勢の学生さんたちが、勉強していました。こういうところで勉強するから、ユニークな発想のできる人材が育つのかなー、と感じました。

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チボリ公園

さて、1日歩いてだいぶ疲れてきたため、最後にチボリ公園(Tivoli)で少し遊んで帰ろうということになりました。

王立図書館から100mほどのバス停から66番のバスで、再びコペンハーゲン中央駅まで。これもコペンハーゲンカードを見せるだけでOK。本当に便利です。

またこういったバスルートも、スマホを使ってGoogleマップで検索すればすぐに分かるので、本当に便利な世の中になったものですね。

チボリ公園への入園もコペンハーゲンカードで無料カードの有効期間内なら何度でも入園OKのようです。ただしアトラクションに乗るには、乗り物チケットが別途必要です。

チボリ公園前の信号柱には、みんなが使用済みチケットを貼り付けていくらしく、チケットだらけに

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チボリ公園入口

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午後6時頃から入園しました。日没は9時頃なのでまだまだですが、小雨がパラついているので、少し薄暗いです。ちなみにチボリ公園は、日没後も夜11時まで(金~土曜は12時まで)営業しています。

チボリ公園1843年開園。世界最古のテーマパークです。

ここであのアンデルセンが童話の構想を練り、またウォルト・ディズニーもここを訪れてディズニーランドの参考にしたとも言われています。

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「世界最古」と言うので、何となく「花やしき」的なものを想像していたのですが、どうして、どうして、かなり本格的な遊園地で、とりわけ絶叫マシン系が多いのに驚きました。

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妻は乗りたがっていたようですが、私は強硬に抵抗し(笑)、小雨交じりの天気だったこともあり、観覧車にしておいてもらいました。屋根がありますからね。

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料金は、一人当たり30クローネのチケット×2枚=60クローネ(=約1,000円)です。自動販売機でクレジットカードで購入可能です。乗り物によってチケット何枚必要かが異なりますので、お間違えなく。

この観覧車は、日本の一般的な観覧車と違ってゴンドラは6つしかなく、かなりのスピードで何度もグルグルまわります。

上まで上がると、かなり市内の遠くまで見渡せ、面白かったです。

かなりへとへとになったので、約2時間ほどで退園し、まだ明るい中ですがホテルへと戻ったのでした。

 

最後に

今回コペンハーゲン市内を観光した場所は、この地図のとおり(赤いマーク)です。

いかがでしたでしょうか?

コペンハーゲンカードのおかげで、この日現金を使ったのは昼食とチボリ公園内のアトラクション代のみでした。

クリスチャンスボー宮殿やチボリ公園の伝統美と、王立図書館の現代美。デザイン大国デンマークの美しさの両側面を味わえた一日だったと思います。

次回は、その他の日に訪れた同じくコペンハーゲン市内の観光スポットについて紹介したいと思います。

ではまた!

 

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