2017年クロアチア旅行(その4)注意事項編
こんにちは、コウです。
前回の記事では、クロアチア旅行での素晴らしい体験の一端をご紹介しました。
今回は、次回の旅行で気を付けたいと思った点、あるいはクロアチア旅行を計画されている方には注意していただきたい点を書きたいと思います。
前回書いたように、クロアチアは見る良し、食べる良し、泊まる良し。治安もいいですし、英語もよく通じるし、初めての一人旅や個人旅行にも最適だと思います。是非、若い方々にもチャレンジしていただきたいですね。
◇前回の記事
ko-abroad.hatenablog.jp
暑さ対策
言うことの無いぐらい素晴らしかったクロアチアですが、一つだけ不満を言うとすれば、「夏は暑い」!
天候にもよると思うんですが、我が家が旅行した1週間は素晴らしい晴天に恵まれました。それはとても良かったのですが、恐らく日中の最高気温は35℃を超えていたと思います。
日本に匹敵する暑さと日差しの強さですので、熱中症対策、あるいは日焼け対策が必須です。
出来れば7~8月の真夏のさなかではなく、少し時期をズラせれば一番いいんですけどね。
◇涼しいプリトヴィッツェ国立公園ですが、やはり日中は暑く、裸で歩いている人もたくさん
◇ザグレブ中央駅前のトミスラフ広場も、夕刻の日差しはキツいです!
プリトヴィッツェ湖群国立公園では、公園内のオフィシャルホテルである、ホテル・プリトヴィッツェに宿泊しました。オフィシャルホテルに宿泊すると、フロントで公園の入場券にスタンプを押してくれて、2日目は無料で入場できるという特典があります。これで私たちは、1日目に下湖畔側を、2日目には上湖畔側を散策しました。
が、ホテル・プリトヴィッツェには冷房のエアコンがありません。恐らく公園内のオフィシャルホテルは、どこも同じではないかと。暖房はあるんですが。基本的に涼しいので、冷房は不要ということなんですね。
ですが、私たちが旅行した際は、日中のピーカンにより夜中まで暑く、眠れずに苦しかったです。さすがに真夜中を過ぎると外気温が下がり、窓からサーッと涼しい空気が入るようになって助かりましたが。
こうした点を含め、夏休みに旅行される際は、暑さ対策をお忘れなく。
◇ホテル・プリトヴィッツェ
(公園内にあるので、観光にはとても便利です)
お金の両替
クロアチアは2013年にEUに加盟した、最も新しい加盟国(2018年現在)で、ユーロは使用していません。クロアチアの通貨はクーナ(Kuna)です。
海外旅行の際には外貨両替をどうするかではいつも悩みますね。新しい有利な方法もどんどん出てくるので、これが万能薬という方法は無いようです。そのときどきで最も有利な方法を調べる必要があります。
クロアチアの銀行や両替所では、日本円から直接クーナに両替することも可能です。
ですが、昨年旅行した際に調べたところでは、空港や市中のATM機でキャッシングするのが一番有利ということでしたので、この方法でいこうと考えました。ドブロヴニク空港に到着し、ATMでキャッシングしようとしたのですが、できない!なんで!?別のカードで試したりしたのですが、結局できず、やむなく銀行窓口で日本円から両替せざるを得ませんでした。
ドブロヴニク市中のATM機でも試しましたが、やっぱりできませんでした。
◇ドブロヴニクのメインストリート・プラツァ通りのATM機
(ちょっとピンぼけですいません)
あとでよく確認すると、なんとクレジットカードにキャッシング枠が設定されていなかったんです!痛恨のミス!
でも別のカードで、キャッシング枠が設定されているものも試したんですが、やっぱりできなかったのです。これは原因不明ですが、後でカード会社に問い合わせたところ、カードとATM機との相性で、できない場合もあるとか。
ということで、ATM機のキャシングで現地通貨を引き出そうとする際には、
・キャッシング枠が設定されているか、確認する
・カードは複数枚で、カードブランド(VISA、Masterなど)も出来れば複数、用意したほうが良い
・もちろん暗誦番号の確認も必須
・できれば日本で一度、キャッシングできるか試しておく
(ただし利息が発生するので、すぐに返済しましょう)
といった事前準備をしておくと安心かと思います。
お店の営業時間に注意
1週間の旅行の最後、土曜日に首都ザグレブに戻り、日曜日に帰途につくため、最後の買い物を、と街に出たのですが、土曜の午後はお店が閉まっている!
全部という訳ではありませんが、土曜日は午後2時とか3時まで、日曜は休業、というお店が結構ありました。お買い物に当たっては営業時間に注意しましょう。
ガイドブックの情報も変わることがあるので、一概に信用するのは禁物です。最近はGoogleでお目当てのお店を検索すると、リアルタイムな1週間の営業時間を表示してくれたりするので、スゴいですね。こういうのを事前によくチェックしておくべきでした。
クロアチアは、実はネクタイの発祥の地ということで、クロアタ(Croata)という有名ブランドがあります。ザグレブの本店を(買うかどうかは別として)見てみたいなと思っていたんですが、なんと営業時間外でした。ちょっと残念です・・・。
前回の記事で紹介したスーパーマーケットKONZUMも、店舗によっては閉まっているケースがあるので、ご注意下さい。
◇開いてて良かった、ザグレブ・ラドニチカ(Radnicka)のSuper KONZUM
◇ワインやお菓子、調味料など、いっぱい買い込みました!
花粉症対策
旅の途中、ザダルの辺りで、妻が体調が悪くなり、残念ながらザダルの夕陽を見に行けませんでした。風邪かなと思っていたのですが、どうも欧州では夏場でもブタクサなどの花粉がかなり飛んでいるらしく、花粉症だったのです。「事前準備編つづき」の記事でも書きましたが、常備薬は多めに持っていく。また花粉症持ちの方は、対応するお薬を携行されるようお奨めします。
国際学生証は不要!?
事前の下調べでは、国内移動の長距離バスなどでは学生割引料金があるようだったので、娘(大学生)は国際学生証を作っていきました。国際学生証の発行には、1,750円かかります。
ですが、実際にはほとんど使えませんでした。バスも学生割引はなく、大人と同額でした。
記憶では、唯一プリトヴィッツェ湖群国立公園の入園料だけ学生料金があり、国際学生証が役立ちました。2017年の入園料は大人180クーナ、学生110クーナで、差額は70クーナ。1クーナ=約16円(当時のレート)として、1,120円。うーん、元は取れてないですねー。
はっきり言って、国際学生証は不要じゃないかと思います。
なお追加情報として、2018年はプリトヴィッツェ公園の入園料が大幅に値上げされ、大人料金がなんと250クーナになるとか。
◇2018年のプリトヴィッツェ湖群国立公園の入園料改訂について
一挙に1,000円以上の値上げ!強気ですねー。学生割引料金があるのかどうかは不明です。
いろいろ変わるので、そのときのリアルタイムな情報を調べるのが良いと思います。
◇ドブロヴニク中央バスターミナルのチケット売り場
◇プリトヴィッツェ国立公園のチケット売り場
最後に
いかがでしたでしょうか?
こういった注意事項を参考に旅行計画を立てていただければ、きっとより素晴らしい旅になることと思います。ぜひ魅力溢れるクロアチアの旅を楽しんでいただきたいです。
次回は旅の必需品であるバゲッジや海外用Wi-Fiルータなどについて書きたいと思います。
それでは、また!