のんびり、海外自由旅行のすすめ

海外旅行はパッケージツアーではなく、のんびり気ままな自由旅行で!これまで旅して感じた海外旅行の楽しさやちょっとしたノウハウをお伝えしていきます。

2017年クロアチア旅行(その3)素晴らしかったよ編

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こんにちは、コウです。
2017年7月30日から8月7日に渡って、家族3人で実際にクロアチアに行ってきました。

いやー、本当に素晴らしいところでした。是非皆さんも旅行されることをお奨めします。
今回の記事では、実際に行ってみて良かったところを、①見る、②泊まる、③食べる、④移動するの4つの視点で書きたいと思います。

  ◇ 前回の記事

ko-abroad.hatenablog.jp

見る

今回の旅行では、クロアチア国内の9つのユネスコ世界遺産のうち、4ヶ所を訪れました。ドブロヴニク旧市街、スプリットのディオクレティアヌス宮殿、古都トゥロギール、プリトヴィツェ湖群国立公園。どれも本当に素晴らしかったです。

世界遺産ではありませんが、美しい夕陽が有名なザダル、そして首都ザグレブも本当に印象的でした。

前回記事で紹介したアクションカムで撮った動画のハイライト版を作成しましたので、ご覧下さい。

 


Trip to Croatia Highlight (2017 Summer)

激安アクションカム HAMSWAN F-60の映像、いかがでしょうか?フルHD動画なので、家の46型液晶TVでも充分鑑賞に堪えうる映像ではあります。7,000円でこれなら合格ですよね。
ただ、歩きながらの撮影の場合にはどうしても手振れの振動が大きいです。あと、妻からは色合いが実際とはかなり違うとダメ出しがありました。
ということで、次回の旅行に向けて、最強の手振れ補正機能を持つという、ソニーのアクションカムFDR-X3000をぜひ購入したいと、鋭意調整中です!

  

 

皆さんは米国HBO制作のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」はご存じでしょうか?私たち夫婦は大好きで、第7シーズンまで、全て見ています。この中に出てくる七王国の首都キングズランディングのロケ地がドブロヴニクなんですね(「ゲーム・オブ・スローンズ」はHuluで見れますよー)。

 

ドブロヴニク周辺はダルマチア地方と呼ばれ、1516世紀にはラグーザ共和国として地中海貿易により大きく栄えた地域でした。実際に訪れたドブロヴニクやスプリットは、そうした中世の繁栄の面影を残し、タイムスリップしたような世界でした。

次に訪れた、夕陽の町ザダルも、意外と良かったです。あの映画界の巨匠アルフレッド・ヒッチコックが、休暇で宿泊したホテル・ザダルからの夕陽を見て、「世界で最も美しい」(It may be that the loveliest inscription of Zadar's exceptional sunset.)と絶賛したことから、そのわずか20分の日没ショーを見に、世界中から旅行者が集まっています。

そしてプリトヴィツェ湖群国立公園。ヨーロッパ有数の自然公園であるこの世界遺産にも、本当に癒されました。アップダウンの激しいプリトヴィツェ公園のハイキングコースを、タイヤ付きのベビーバギーで、赤ちゃん連れで散策されている旅行者の方も見かけ、すごいなと思いました。

全体として日本人旅行者の方にはそれほど出会いませんでしたが、今後さらに日本でも人気が高まっていくことは間違いないと思います。

◇ ドブロヴニクの夜景(向こうに見えるのはスルジ山)

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 ◇ スプリット ディオクレティアヌス宮殿の鐘楼(タワー)上からの眺め

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 ◇ 首都ザグレブ ドラツ青果市場(1926年から続くクロアチアで最も古い市場)

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泊まる

今回、クロアチア国内に7泊しました(詳細は、「その1」に掲載した「旅のしおり」の6ページを参照して下さい)。そのうち、ザダルとザグレブではアパートメントホテルを利用し、それがとても良かったです。

クロアチアにはSOBE(ソベ)と呼ばれるアパートメントホテルがたくさんあります。いわゆる民泊ですね。ランクはいろいろで、キッチンやバスルームがオーナーさんと共用というところもあるようですが、私たちが利用したところは完全に独立した1室でした。キッチンで自炊もできますし、洗濯機もあるので洗濯も可能です。

ベッドルームも二つあり、妻と娘はお父さんのうるさいいびきに悩まされず、ぐっすり眠れたようです。

これで11部屋¥12,000~¥15,000程度ですので、朝食は付きませんが、クロアチアではぜひアパートメントホテルの利用をお奨めします。Booking.comなどでも多数検索できると思います。

 

我が家が利用したアパートメントホテル

● ザダル:Apartment Petra

Central Bus Terminalから徒歩23分にあり、とても便利。

同じザダルに、似た名前の「Apartments Petra」というところがあるので、要注意。

とてもきれいで、設備も行き届いていて、今回の旅行ではNo.1!妻と娘も大絶賛でした。

普通のマンションの1室なので、自力でたどり着くのは困難。オーナーさんとEメールで連絡をとって、迎えに来てもらうなどが必要です。

建物のすぐ隣がスーパーKONZUMの大型店なので、食材を買ってきて自炊できます!キッチンには食器や基本的な調味料も揃っています。

 

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www.booking.com

  ザグレブTIF Apartments

ここもザグレブCentral Bus Terminalのすぐ隣にある。市内交通TRAMの乗り場も目の前。

設備は少し古いですが、最大9人まで泊まれるゆったりしたホテルです。

ノートが置いてあって、いろいろな国からきた宿泊客が書き込みをしていました。私も書き込みました。ここからたくさんの若者たちがクロアチアの旅に飛び出していったんでしょうね。

スーパーマーケットKONZUMクロアチアを中心にバルカン半島に展開するチェーン店で、大型店舗からキオスクのような小型店まで、さまざまあります。大型店ではお惣菜やワインなども多数売ってますし、チョコレートなどのお土産になるお菓子類なども豊富です。

私たちも、最終日には、ザグレブRadnicka(ラドニチカ)にあるSuper KONZUMという大型店で、お土産をたくさん買い込みました!

◇ ザダルのKONZUM

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食べる

クロアチアは食べ物も美味しいです。ドブロヴニクやスプリットなど、アドリア海沿岸のダルマチア地方は、やはりシーフードが美味しいし、首都ザグレブでは肉料理も楽しめます。

ワインも美味しい。ポピュラーな銘柄としては、白ワインだとPosip(ポシップ)とかGrasevina(グラシェヴィーナ)、赤ワインだとPlavac Mali(プラヴァッツ・マリ)といったものが有名です。同じ銘柄でも、Vrhunsko Vino(ヴルヒンスコ・ヴィノ:最高級)とかKvalitetno Vino(クヴァリテトゥノ・ヴィノ:高級)とか、いろいろランクがあるようですが、KONZUMではVrhunsko Vinoでも1,000円くらいのものも売っているので、気軽に楽しめます。もちろんレストランにも置いています。

私はキリッとした辛口の白ワインGrasevinaが、特に気に入りました。

お土産にGrasevinaPlavac Mali3本、厳重に衣類でくるんで持ち帰りましたが、美味しくてすぐ飲んじゃいました。もっと買ってくれば良かったなあ。

  

移動する

まず、往復のカタール航空。さすが「エアライン・オブ・ザ・イヤー2017」の第1位だけあって、サービスは申し分なかったです。が、機内温度がとても寒い便があり、注意が必要です。

2011年にUAEエミレーツ航空を使った際にも、とても寒い便がありました。「空調の故障かなあ」などと思っていたのですが、暑い中東の航空会社だけに、かなり機内温度を低く設定してるんですかね。

暑がりの私でさえ雨具兼用で持っていたウィンドブレーカのお世話になりましたので、カーディガンなど調節できるような衣類を用意されることをお奨めします。

クロアチア国内の長距離バスは、時間もとても正確で、便利です。チケットは基本的に現金購入ですので、ご注意下さい。

ドブロヴニクからスプリットに移動する際、ドブロヴニクはクロアチアの飛び地になっていて、途中ボスニア・ヘルツェゴビナ領を通過します。国境通過に当たっては、ちゃんと係官がバス内に乗り込んできて、一人ひとりパスポートをチェックしてスタンプを押します。なので、パスポートはスーツケースに入れず、手荷物にしておく必要があります(と言うか、そもそもパスポートをスーツケースに入れちゃダメですけどね)。

バスで国境を通過するって、島国の日本人にはなかなかない体験ですよね。

この国境通過にはかなり時間がかかり、渋滞することもあるので、注意が必要です。私たちもスプリットのバス・ターミナルまでホテルの方に迎えに来てもらうことになっていましたが、かなり遅れたので、ホテルからEメールで問い合わせが入っていました。

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最後に

いかがだったでしょうか?

私たちがクロアチア7日間で体験した素晴らしさは、とても書き尽くせるものではありませんが、この記事を参考にいろいろ調べていただければと思います。

次回の記事では、今回の旅での反省点というか、次の旅行に向けて気を付けようと思った点を書きたいと思います。

 

それでは、また!

 

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