2017年クロアチア旅行(その2)事前準備編つづき
こんにちは、コウです。
前回に引き続き、旅行出発までにやった事前準備などを中心に書きたいと思います。
◆ 前回の記事
最近はヨーロッパの人気観光地で、車で人ごみに突っ込むなどの、いわゆる「ソフトターゲット」(比較的攻撃がたやすい標的)を狙ったテロが起こったりして、海外旅行に行くことを敬遠する方もいるかもしれません。
私の経験では、日本で大騒ぎしているのと現地とではかなりの温度差があり、必要以上の取り越し苦労は不要だと思っていますが、もちろん一定の安全対策は不可欠です。
外務省が提供している「たびレジ」(海外安全情報配信サービス)に登録し、渡航先の情報は必ず収集しておきましょう。
◆ たびレジ(外務省)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
ちなみにクロアチアについても、90年代のクロアチア紛争のなごりで、セルビアとの国境付近には地雷が残っている地域があるらしく、危険度「レベル1」(充分注意して下さい)が設定されていますが、主要観光都市をめぐるのには何ら問題ありません。
雑誌「ニューズウィーク日本版」の最近の記事では、「歩きスマホはダメ!専門家に聞く海外旅行の安全対策」と題して、幾つかのポイントが記載されていました。
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リスクの下調べをする
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旅行会社を値段で選ばない
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いいホテルの中層階を選ぶ
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カードの旅行保険では不十分
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持病の薬を多めに持って行く
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歩きスマホをしない
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イヤホンをしない
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伏せる、逃げる、隠れる
◆ ニューズウィーク日本版
詳しくは誌面に譲りますが、気を付けておくべきところですね。4なんかは、私もクレジットカード付帯の保険でいいやと思っていたので、どうしようかな…。
3は、ゴルゴ13にそんな話がありましたね。(笑)
携帯やスマホが無かった昔、私が中東などを旅する際には、短波ラジオを持っていって、NHKの海外向け日本語放送でニュースなどを聞いていました。
◆ NHKラジオ国際放送
いまはほとんど使っていませんが、まだ短波ラジオは持っています。Wi-Fiの電波が無くても聞ける、危機の際の情報収集手段としては、いまも有効かもしれません。
ところで前回の記事で、我が家の「旅のしおり」モバイル版について書きましたが、スマホの電池が無くなると読めなくなる、という欠点がありました。
そこで万一のために、紙の手帳でも同じ内容を持っていっておくと便利です。
システム手帳でも良いと思いますし、私のお奨めは文具のLIHIT(株式会社リヒトラブ)が販売している「ツイストノート」というシリーズのメモ帳(AQUA DROPs)です。ルーズリーフのようにリフィルが差し替えできるので、PowerPointで作った「旅のしおり」をリフィルサイズに印刷して、穴を開ければ(専用の穴あけパンチがあります)、手軽に持っていけます。安価なのも魅力。
◆ LIHIT LAB AQUA DROPs ツイストノート(メモサイズ)
こんな感じです。
紙の手帳だと、現地でちょっとしたことをササッとペンでメモできる点もいいですよね。リフィルサイズに切ったり、穴を開けたりする手間はありますが。
私は仕事でも、このツイストノートシリーズのB5版ノートを使っていて、とても重宝しています。
さて、旅の思い出を画像や映像に残す手段も重要です。
今回、いわゆる「アクションカム」を使って、旅の道程をリアルに残したいと思いました。
「アクションカム」と言えば「GoPro」が有名ですが、結構高価ですよね。普段から特にスポーツやサイクリングをするという訳でもなく、年1回の旅行のためにそこまで費用をかけるのかと悩んだあげく、今回の旅行では廉価な中国製アクションカムを使ってみることにしました。
「中華GoPro」などと言われたりしていますが、これもものすごく種類があります。人気商品なんですね。
数多くの商品から選んだのは「HAMSWAN F60」という製品。7,000円くらいで購入しました。
◆ HAMSWAN F60
激安ながらフルHD動画が撮れる優れものです。
これに、別売で360°グリップマウントと呼ばれるもの(たぶん300~400円ぐらいだった)を購入し、バッグの胸の部分に装着して、歩きながらずっと撮影しました(チェーンは脱落防止用)。
バッテリーは2個付いているので、消耗したら交換することでかなり長時間撮影できます。記憶媒体はMicroSDカード(32GB)ですが、1日撮影したら、別に持っていったPCのハードディスクにファイルを移動し、次の日の撮影に臨むというやり方にしました。
さて結果としてどうだったか・・・、それは次回のブログで報告します。まあ一言で言えば、この値段にしては充分だったと言えると思います。
ところで、家族人数分のスマホやアクションカム、PCやタブレット、あと海外用のWi-Fiルータなど、旅行先では夜中に充電しておくものが多くなりますね。でもホテルの電源コンセントは限られています。そんなときの必需品が、海外対応用のテーブルタップです。
クロアチアのコンセント形状はC型(220V/50Hz)ですが、C型のプラグでこのテーブルタップをつなげば、スマホやアクションカムのバッテリーなど、何台も一度に充電可能です。USB端子が付いているものもあります。
◆ 海外対応用マルチ変換プラグの例
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上記は一例で、いろいろな種類があります。
ただし、ほとんどのテーブルタップには変圧機能はありませんので、これにつなぐ各充電器は220Vに対応している必要があります。スマホなどは、いまはほとんどグローバル対応なので、問題ありません。
意外に対応していないのがヘアドライヤー。海外で使用可能な220V対応製品はかなり種類が限られるようです。取り寄せが必要な場合もありますので、必要な方はお早めにお店に行かれるようお奨めします。
そうこうしているうちに準備も進み、旅行の日が近づいてきました。ワクワクしますよね。
次回のブログでは、実際に行ってみた結果を書きたいと思います。クロアチアの観光スポットの詳細などについては、様々なサイトで紹介されていると思いますので、そちらに譲るとして、私自身の主観で気付いたことなどを書くようにしたいと思います。
ではまた。