2011年英国旅行(その4)バッキンガム宮殿で衛兵交代パレードを見学編
こんにちは、コウです。
我が家の2011年の英国旅行。前回はロイヤル・オペラ・ハウスでマリインスキー劇場バレエ団の舞台を鑑賞したことなどを紹介しました。今回はロンドン観光の2日目、バッキンガム宮殿などを観光し、夕食はテムズ川河畔のレストランで食事した様子などを書きたいと思います。
◇ 前回ブログ
◇ 目次
キングスクロス駅からダブルデッカーでトラファルガー広場へ
前回ブログで書いたように、ロンドンで泊まったキングスウェイ・ホール・ホテルは、地下鉄のホルボーン駅(Holborn)から至近距離。7月28日(木)の朝は、まず地下鉄でホルボーン駅からピカデリー線で、キングスクロス・セント・パンクラス駅(King's Cross St. Pancras)駅に向かうところからスタートしました。ホルボーン駅はピカデリー線とセントラル線の2路線が交わるターミナル駅ですが、ピカデリー線は地下深いところを走っているらしく、エスカレータでかなり深くまで降りていきました。
2駅先のキングスクロス駅は、地下鉄6路線の他、エディンバラやヨークシャーなど、英国北東部への鉄道の出発点にもなっている大きな駅です。加えて映画「ハリーポッター」で、ハリーがホグワーツへ向かったとされる「9と4分の3番ホーム」がこの駅で撮影されたことでも、人気の観光スポットになっています。
私たちが訪れたときは、工事中の囲いなどがされていました。
◇ こうやってみんな記念写真を撮っています
さて、キングスクロス駅から、2階建てバス(ダブルデッカー)に乗って、トラファルガー広場に向かいました。かつ子さんに教えていただいた、91番のバスに乗ると、終点がトラファルガー広場です。ダブルデッカーの2階席はすいていて、ゆったりとロンドンの町並みを楽しみました。
トラファルガー広場(Trafalgar Square)はロンドンの中心地。高さ46mのネルソン提督記念柱がランドマークです。
写真の銅像は、チャールズ・ジェームズ・ネピア将軍の像。インド駐留軍総司令官だった方だそうです。
ここから、アドミラルティアーチをくぐって、バッキンガム宮殿へと向かいます。
バッキンガム宮殿で衛兵交代パレード見学
ヴィクトリア女王以来、歴代の国王から現在のエリザベス2世女王までが居城としているバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)。トラファルガー広場からアドミラルティ・アーチを抜け、セント・ジェームズ・パーク内のザ・マル(The Mall)と呼ばれる通りを進んでいった突き当りです。もともとはバッキンガム公爵の邸宅だったものを、英王室が1762年に買い上げ、その後大改築を経て、今の姿になったのは1912年だそうです。
正面の金色に輝くモニュメントは、ヴィクトリア女王の記念碑です。やっぱり大英帝国を象徴するのはヴィクトリア女王なんですね。ちなみに現在の英国、すなわちグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の原型(現在のアイルランド共和国が独立する前)ができた(1801年)のも、ヴィクトリア女王の在位を含むハノーヴァー朝と呼ばれる時代でした。
バッキンガム宮殿では、4月~8月の間、宮殿の警護兵の交代に伴うパレードが毎日11時頃から12時半頃までの時間で行われます。キングスクロス駅からここまで、スムーズに来ることができたので、この交代パレードの見学に間に合うことができました。
◇ ザ・マルを通って宮殿へ向かう颯爽とした騎馬隊
ものすごい見物客の人ごみの上、パレードはどんどん移動していくため、見学するベストポジションを確保するのはなかなか難しいです。ヴィクトリア女王記念碑の足下辺りで待ち構えるのが一番良いようですが、すごい人なので、かなり前から場所を確保しておく必要があると思います。
バッキンガム宮殿を見学した後は、再びトラファルガー広場付近に戻り、ナショナル・ギャラリー(National Gallery)を見学しました。
3,000点を超える西ヨーロッパ絵画を中心とした美術の至宝が集められているナショナル・ギャラリー。建物も偉容を誇ります。周辺では大道芸人がいろいろなパフォーマンスをしていて、にぎやかです。
ナショナル・ギャラリー見学のあとは、建物内のカフェでアフタヌーン・ティーを楽しみ、ここでいったんホテルに戻りました。
テムズ河畔のレストランで夕食
今回の旅は、71歳の妻の母も一緒。母はとても元気で、どこへでもサッサと歩いていけますが、それでも年齢が年齢ですから、様子を見ながら、無茶しないように注意しなければなりません。この日は朝から動きまわったので、夕食までに一度ホテルに戻り、シャワーを浴びて休憩しました。こういうところが、自由旅行は好き勝手にできるので、いいですよね。
夕食のレストランは、テムズ川河畔のル・ポン・デ・ラ・トゥール(Le Pont De La tour)というフレンチ・レストランを、日本から事前に予約していきました。
予約はホームページ記載のEメールアドレスに直接メールしました。テラス席からの眺めが良いという評判だったので、テラス席を希望したところ、混雑状況によって確約はできないという返信でしたが、行ってみたらちゃんとテラス席を用意してくれていました。
ちょっと高級なレストランなので、おしゃれして行きましたよ。
◇ テラス席からはちょうどロンドン橋(London Bridge)が跳ね上がるところも見えました(お隣のテーブルの方、お顔を写しちゃってすみません)
予約は19時でしたが、まだ明るいですね。
ゆったりと流れるテムズの川辺で、美味しいお料理とワインを楽しむことができました。
食事が終わったあとは、少し散歩がてらロンドン橋を歩いて渡り、地下鉄でホテルまで戻って、この日の予定を終えました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ヨーロッパ屈指の大都会ロンドンですが、歴史を感じさせる見どころを楽しんだ2日目でした。ですが、ロンドン中心部の観光名所はまだまだあります。次回は引き続き3日目の観光についてご紹介します。
それでは、また。