ダブリンの手荷物預かりラディカル・ストレージ(旧BAGBNB)
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第24回。
ダブリン国際空港への到着が朝の8時過ぎだったため、ホテルのチェックインにはだいぶ時間があります。そこで重いスーツケースを預かってもらうため、市中にある手荷物預かりサービスを利用しました。今回はこのとき利用したラディカル・ストレージ(旧BAGBNB)について紹介します。
◇過去の記事
このサービスの利用については、宿泊予定のホテルに荷物を預かってもらえないか問い合わせた際に、こちらを利用するよう案内されました。
BAGBNBは2017年にイタリア・ローマで創業された手荷物預かりサービスです。同じような名前で宿泊施設や民泊あっせんサービスのAirBNBがありますが、これとは全く無関係です。
つい先月、2020年6月に、従来のBAGBNBからサービス・ブランドを「ラディカル・ストレージ」に変更したそうです。もしかしたら、AirBNBとの紛らわしさを避けるため・・・?分かりませんが。
Radicalというと「急進的な」とか「革命的な」という意味。ちょっと過激な印象のあるワードですが、それだけ革新的なサービスというイメージにしたかったんでしょうか。
世界70ヶ国、350都市に3,500件にのぼる預け場所があるそうです。東京にも17ヶ所あります。
昨年のアイルランド旅行で利用した際は英語サイトのみだったのですが、いつの間にか日本語表示もできるようになっていました(機械翻訳ですが)。
◇ラディカル・ストレージ(旧BAGBNB)
大小や重量に関係なく荷物1個につき1日5ユーロ(日本では600円)というシンプルな料金体系。オンラインでの事前予約が必要です。
ダブリン市内には23ヶ所の預け先がありますが、初日なので街の中心地に近い場所ということで、Luggage Storage Temple Barというところを使うことにして予約しました。
予約すると、メールでこのような予約票が送られてきます。
◇Luggage Storage Temple Bar
ダブリンで最も中心となる大通りデイム・ストリート(Dame Street)に面したPrint Centreというお店が預け先になります。
◇Luggage Storage Temple BarのあるPrint Centre(Google Street View)
ここは元は写真屋さんなのだと思いますが、ネットカフェのサービスもやっているようでした。
ここで先ほどの予約票に記載されているOrder Numberを言えばすぐ預けられます。預け入れる際も、受け取る際も何の問題もなく、スムーズにサービスを受けることができました。
ラディカル・ストレージはこのような預け先店舗を「エンジェル」という形で募り、Webシステムを使って、ユーザとエンジェルとをマッチングさせるサービスということですね。AirBNBなどと基本的には同じような仕組みだと思います。
スマホ用アプリも提供され、現地でも簡単に予約できるようですので、身軽な観光に活用するのが良いと思います。