アイルランド人の心の故郷、タラの丘
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第51回。
前回はダブリンから車で約1時間で行ける世界遺産ニューグレンジについて紹介しました。前回も書いたとおり、ニューグレンジの見学はガイドツアー方式で、午後の見学になってしまったために、先にそこから30分程度で行けるタラの丘を見学に行きました。
今回はそのタラの丘について紹介します。
◇今回のアイルランド旅行のハイライトビデオはこちら
【2019年夏】アイルランド旅行|アイルランド観光の見どころと魅力をコンパクトにご紹介
◇タラの丘のホームページ(英語)
◇タラの丘の場所(ニューグレンジからのルート)
紀元前200年頃からアイルランド島に渡ってきたケルト人たちが、大小の国を形成。その中心となるタラの王を決める儀式が行われたとされるのが、このタラの丘です。
大きな山脈などがなく平坦なアイルランド島。タラの丘からは、島の4分の3が見渡せるのだそうです。
タラというと思い出すのは、アカデミー賞9部門受賞の往年の名作「風とともに去りぬ」の主題歌「タラのテーマ」。アイルランド移民の話で、この名前自体はアメリカのジョージア州タラという地名から来ていますが、地名の由来はアイリッシュの望郷、タラの丘であると言われています。
◇タラのテーマ(Youtube)
「 風と共に去りぬ タラのテーマ Gone with the Wind Tara's Theme」マックス・スタイナー、Max Steiner
タラの丘は自由に見学可能です。丘を登っていきます。
丘からの景色。残念ながらこの日も曇り空ですが、それでもかなり遠くまで見渡すことができます。風も爽やかで、本当に気持ちが良かったです。
タラの丘からの雄大な景色は、冒頭のYouTube動画でも紹介していますので、ぜひご覧下さい!
実は小型のトイドローンを持って行っていて、チャンスがあれば飛ばして撮影したかったのですが、残念ながらタラの丘はドローン飛行禁止でした。
少し先に、さらに小高い丘が。きっとあれが、タラの王を決める儀式の場所だったのでしょう。
およそ2000年前の儀式の場にいるような、不思議な感覚を感じます。
アイルランド独特の「ハイクロス」と呼ばれる十字架。十字に重なる円形は、日輪(太陽)を表しているそうです。
丘のふもとにあるビジターセンター。教会を改装して使っているのでしょう。
雄大な景色が本当に気持ち良かったタラの丘を後にします。
ちょうどここでお昼どきになりましたので、タラの丘の入り口のすぐ近くにある、Mguire's Cafeでランチをいただきました。
◇Maguire's Cafe(Facebook)
Soup of Dayなどをいただき、3人で€25.35(約3,100円)でした。
いかがでしたでしょうか。
ドローンを飛ばして撮影してみたかったです!
ですが、そうでなくともタラの丘から見渡す広大な景色は、本当に印象的でした。
ぜひまた多くの人が訪れることのできる日が戻ってきてもらいたいと思います。