ジャイアンツ・コーズウェイ見学に英語ガイドは不要
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第43回。
前回ブログでは、イギリス領北アイルランド観光のバスツアーを利用してキャリック・ア・リード吊り橋を体験、その後昼食をとったところまで紹介しました。今回はいよいよこの日のハイライト、ジャイアンツ・コーズウェイ見学について紹介します。
※ジャイアンツ・コーズウェイは今月より事前予約制にて観光が再開されたようです。といってもアイルランドに渡航すること自体が難しいですので、日本からの観光はまだ難しいですが、一日も早くまた訪れられるようになることを祈りたいと思います。
◇今回のアイルランド旅行のハイライトビデオはこちら
【2019年夏】アイルランド旅行|アイルランド観光の見どころと魅力をコンパクトにご紹介
ジャイアンツ・コーズウェイは世界屈指の奇景。1986年にユネスコ世界遺産に登録されています。「巨人が造った土手道」という意味の名が付けられています。
ジャイアンツ・コーズウェイはナショナル・トラストによって維持管理されています。ナショナル・トラストとは、イギリスで設立された、歴史的建造物などを保護するための非営利団体です。ちなみにキャリック・ア・リード吊り橋もナショナル・トラストの管理でした。
例によってアイルランドは天気が悪く、この日も小雨交じりの天気でした。真夏ですが肌寒いほどで、防水のジャケットなどが必要です。
コーズウェイ・コーストの雄大な景観を眺めながら、進んでいきます。
実は、ツアーバスの中で有料のガイドさん(英語)を申し込むかどうか聞かれ、申し込んでしまいました。たしか料金は1人10ポンド(約1,400円)だったと思います。かなり広いようなので、ガイドさんに案内してもらったほうが良いかなと思ったのですが、ポイントごとでの英語の説明がかなり長く、私の乏しい英語力ではあまりよく理解できなかったので、結果的にはガイドなしで自力でまわったほうが良かったと思います。
ゴツゴツした六角形の岩肌が見えてきて、だいぶ近づいてきました。
現在のアイルランドは地震はほとんど起こらないようですが、約6,000万年前に大規模な地殻変動があり、膨大なマグマ(溶岩流)が流れだしたそうです。それがこの付近に広がり、溶岩台地として堆積していきました。その後、約1万5,000年前に今度は大規模な氷河がこの地域を覆いました。
溶けていた溶岩が氷河によってゆっくりと冷やされた際に、六角形の「柱状節理」として地表に露出したものが、このジャイアンツ・コーズウェイの奇景の成り立ちです。
六角形の石柱は4万本もあるそうです。
科学的な説明がされる前は、伝説の巨人フィン・マックールが造ったと言われていたそうです。
ちなみに、今回の旅行のきっかけとなったアイルランド人留学生ロブくんは、ジャイアンツ・コーズウェイには行ったことがないと言ってました。ロブくんよりも先にジャイアンツ・コーズウェイを見学できて良かったです。(笑)
ぜひ再び海外旅行ができる日が来たら、多くの人に訪れていただきたいです。