デンマークの楽しいショッピングスポットと免税手続き情報
こんにちは、コウです。
前回ブログから、だいぶ期間が空いてしまいました。申し訳ありません。
今年のデンマーク旅行については、まだまだ書ききれていないこともたくさんあり、もう少し続けていく予定です。
今回は実際に行ってみて分かったデンマークの楽しい買い物事情をご紹介したいと思います。これからデンマークを旅行される方の何らかのご参考になれば幸いです。
◇ 前回ブログ
◇ 目 次
スーパーマーケット
多くの方がブログで紹介しておられるように、お土産などを買うのには、現地の普通のスーパーマーケットやデパートが便利だし、お土産っぽくない現地らしい商品が探せます。
デンマークのスーパーマーケットで言えば、イアマちゃんでおなじみのスーパーIrma(イアマ)が有名です。このシリーズのその4(宿泊先STAY Copenhagen編)でもご紹介したように、我が家が宿泊したアパートメントホテルの1階にもスーパーIrmaが入居していましたので、とても便利で、ここでもお菓子やチーズ類などを買いました。
◇ ホテル1階に入居しているスーパーIrma
特にスーパーIrmaでのお奨めは、厚手の布製のトートバッグ。イアマちゃんマークが刺繍されていてお洒落な上に丈夫です。現地で買うと35クローネ(約620円)ですが、日本で買うと2,000円以上するようなので、かなりお買い得だと思います!
◇日本で販売されているIrmaちゃんトートバッグ(キナリノモール)
スーパーIrma以外で良かったのは、コペンハーゲン中央駅構内にあるBrugsenというスーパー。実はデンマーク全土に200店舗以上を持つスーパーマーケットチェーンだそうです。
電車で移動する際にちょっと店舗に入ってみたところ、品揃えも良く、お洒落な箱詰めのチョコレートなど、気に入ったものが多かったため、結構ここでお土産を買い込みました。
◇スーパーBrugsenのホームページ(デンマーク語)
Brugsenはデンマークco-op(生協)が運営するスーパーのようです。
◇写真の正面がバス停側の入口なので、入ってすぐ右手にあります。
◇イートイン・スペースもあります。
デンマークには他にも多くのスーパーマーケットチェーンがあり、Nettoという格安スーパーにも行きましたが、こちらは食料品などの生活必需品が中心で、お土産を探すという感じではありませんでした。食料品などはかなり安いと思います。
◇宿泊していたホテルパートメントから徒歩7~8分のスーパーNetto
皆さんもぜひスーパーマーケット探検で、掘り出し物を見つけていただきたいと思います!
デパート
デンマークのデパートでは、王室御用達のインテリアなどを扱うイルムス・ボーリフース(Illums Bolighus)や大型デパートのイルム(Illum)、マガジン・デュ・ノルド(Magasin du Nord)などが有名で、コペンハーゲン市内ではいずれも歩行者天国のストロイエ通り付近に固まっています。
3店舗とも一通り覗いてきました。
その中で、コンゲンス・ニュートー広場に面したマガジン・デュ・ノルドには、帰国前日の8月17日(金)に行ったのですが、地下が日本のデパ地下に似て、美味しそうな食料品がたくさん売っており、もっと早く来れば良かったと、とても残念に思いました。ここで食材やお酒を買って帰れば、アパートメントホテルでとても美味しく家呑みが楽しめると思います。
◇マガジン・デュ・ノルド
◇ワインの試飲コーナーもあります
ストロイエ通り沿いにある大型デパート イルム(Illum)にも行きましたが、このときは地下は工事中でした。スーパーIrmaの新店舗などが入居するなどのための改装工事だったようです。
◇ストロイエ通りの大型デパート イルム
◇1階は化粧品関係など、日本のデパートと似た感じです。
◇地下はこんな感じで工事中でした。
その後工事も完了し、9月に新装オープンしたようなので、これからデンマークに行かれる方は、ぜひピカピカのデパ地下新店舗を探検していただきたいと思います!
北欧雑貨店
デザインで有名なデンマーク。お洒落なものがたくさん置いてある北欧雑貨店も、Flyng Tigerやソストレーネ・グレーネ(Sostrene Grene)など、日本でも店舗展開している有名店がたくさんあります。
その中で、うちの奥さんが気に入ったのが、Sinnerupというお店。8月16日(木)に、童話作家アンデルセンの故郷であるオーデンセに行ったときに、たまたま道沿いにあった店舗を覗いてみたら、お洒落な雑貨がたくさんあって、気に入ったのでした。
Sinnerupは2006年に設立されたデンマークのチェーン店で、国内に10店舗ほど展開しているようです。
◇Sinnerupのホームページ(デンマーク語)
◇Sinnerup Odense
うちの奥さんはこのお店で、植木鉢の鉢カバーなど、幾つかお土産を買っていました。
◇購入した鉢カバー
フリーマーケット
フリーマーケット(のみの市)は、うちの奥さんによると、かつては日本でも頻繁に開催されていましたが、最近は退潮しているとか。コペンハーゲンでも幾つか開催はされているようですが、かなり規模は縮小しているようです。
私たちは帰国前日の8月17日(金)の朝に、DSBノアポート駅(コペンハーゲン中央駅から2駅)の近くにあるイスラエル広場のフリーマーケットに行ってみました。
写真でもお分かりのとおり、規模は小さいです。でも探せば掘り出し物がありまして、うちの奥さんはかわいい絵柄のキャニスター(蓋付き容器)やお洒落な一輪挿しを見つけ出して、購入しました。
◇購入したキャニスター(2個セット+トレー付き)と一輪挿し
どこでもクレジットカードが利用可能なデンマークですが、このフリーマーケットでの購入は現金払いでした。初日にキャッシングした現金がまだほとんど手つかずで残っていたので、これ幸いと利用して支払いました。
たまにこのように現金が必要な場合もありますので、ご注意を。
アウトレット
有名なデンマークブランドと言えば、ロイヤル・コペンハーゲンの食器類。日本の高級デパートなどでも扱っていますが、とても高価です。ストロイエ通り沿いにはロイヤル・コペンハーゲンのフラッグシップ・ショップ(旗艦店)もありますが、やっぱり高いです。
そこで、イスラエル広場のフリーマーケットで買い物をした後、地下鉄に乗ってFasanvej駅から徒歩5分程度の場所にあるアウトレットに行ってきました。この日は市内交通が24時間乗り放題のCity Passを買ったので、あちこち買い物巡りをするにはとても便利でした。
◇City Passについてはこちらをどうぞ
◇ロイヤル・コペンハーゲン・ファクトリー・アウトレット
うちの奥さんは、日本では販売されていない食器を見つけて、購入しました。この後に記載する免税手続きも含めて、通常価格の半額くらいで購入できたようです。
ただ、食器類などは帰りの道中で割れたりしたら台無しですので、気を付けなければいけません。私たちもお店で厳重に梱包してもらい、奥さんが大事に手荷物で持って帰ってきました。
免税手続き
さて付加価値税(VAT)が25%も課税されるデンマーク。高価な買い物をした場合は、免税手続きも重要です。1日1店舗で300クローネ(約5,300円)以上の買い物をした場合には、免税手続きにより13~19%の税金が還付されるそうです。
事前に免税手続きの方法を調べたところ、下記のPieniSieniさんのブログがとても詳しく書かれていて、参考にさせていただきました。
◇コペンハーゲン・カストラップ空港での免税手続きについてのブログ
ただ、実際に帰国時にカストラップ空港のCustomer Clearance窓口に行ってみたところ、ここではなくもう少し通路の先を行ったGlobal Blueの窓口へ行けと言われました。
◇Customer Clearanceの窓口(ここでは手続きできませんでした)
◇Global Blueの窓口(すごく混んでいました)
番号札を取って待つのですが、50人くらい待っていました。また人によっては結構時間がかかっている人もいます。私の後に番号札を取ったおじさんは「Wait forever…」とボヤいていました。
結局40分くらい待って、ようやく手続きできました(途中不在の人もいて、その場合は飛ばされます)。
書類の書き方などは、上のPieniSieniさんのブログ記載のとおりで、全く問題ありませんでした。私はロイヤル・コペンハーゲンの食器一つだけの手続きだったので、ほんの数分で完了しました。
しかしながら、このように混雑しているとかなり時間がかかりますので、免税手続きをする場合は、時間に充分な余裕を持って空港に行かれることをお奨めします。
帰国後、クレジットカードに免税額(約3,000円余り)が還付されてきました。バカにならないですよね。
少し手間はかかりますが、おトクに買い物をするには、価値のある手続きだと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ご紹介してきたように、デンマークは買い物をするお店も豊富で、見てまわるだけでも楽しいと思います。
全般的に物価は高いですが、いろいろ探して、気に入ったものを見つけていただきたいなと思います。
次回はデンマークのレストランについてご紹介しようと思います。
それではまた!