猫とネズミのミイラも!?ダブリンのクライストチャーチ大聖堂
こんにちは、コウです。
昨年(2019年)の夏に家族でアイルランドを旅行した際のことを紹介するブログの第34回。
前回ご紹介したダブリン城に続くのは、すぐそのお隣にあるクライストチャーチ大聖堂。ダブリン最古の大聖堂となります。私たちはダブリンに到着した日に、スーツケースを手荷物預かりサービスに預け、ダブリン城見学に続いて見に行きました。
※クライストチャーチ大聖堂の訪問については、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、礼拝等の目的については人数を限定した上で再開されているようですが、海外からの観光目的での訪問については制限されているようです。一日も早く元通りに見学できる日が来ることを待ちたいと思います。
◇今回のアイルランド旅行のハイライトビデオはこちら
【2019年夏】アイルランド旅行|アイルランド観光の見どころと魅力をコンパクトにご紹介
クライストチャーチ大聖堂はアイルランド国教会(聖公会)の主教座が置かれている教会。11世紀に木造の教会として建造されましたが、現在の石造の建物の大部分や地下聖堂は12世紀頃に増改築されたのだそうです。
◇クライストチャーチ大聖堂のホームページ(英語)
入場料は大人€7.0(約870円)、学生€5.5(約690円)です。
日本語の簡単なリーフレットが用意されていました。
入場すると、まず大きな礼拝堂が。ひんやりとした空気の中に荘厳な雰囲気が感じられます。
祭壇と反対側の西窓、そして見事なステンドグラスが。
礼拝堂を祭壇方向に進んでいきます。
聖歌隊席との仕切り、およびその天井部。
聖歌隊席の奥が祭壇です。
中央の祭壇の周囲には、小さめの礼拝室が幾つかあります。
中央の祭壇の裏側にあるのが、聖母礼拝堂。
12世紀に現在の大聖堂の原形を建設し、ダブリンの守護聖人となったローレンス・オトゥールの礼拝堂です。
今度は階段を下りて、地下聖堂を見学します。この地下聖堂は教会全体の地下に広がる巨大なものです。12世紀の昔に、石造の教会を支えるこのような地下構造物を作れたことが驚きです。
間に紋章を挟んだ、チャールズ1世とチャールズ2世の像。
カトリック王であったジェームズ2世が使用したとされる聖櫃と燭台。
大聖堂内に所蔵されていた数々の祭具類、プレートなどの宝物も展示されています。
猫とねずみのミイラ。1860年代に追いかけっこをしていた猫とねずみが、パイプオルガンに挟まったまま抜け出せなくなり、そのままミイラ化してしまったらしいです・・・。
最後に、地下聖堂内には土産物ショップもあります。
いかがでしたでしょうか?
街の中心部にあって気軽に見学でき、また見どころも多いクライストチャーチ大聖堂。また旅行ができるようになった暁には、ぜひ訪れてみていただきたいです。