行ってみて分かったデンマーク驚きの交通事情
こんにちは、コウです。
2回に渡ってコペンハーゲン市内の見どころを紹介してきましたが、そういった観光スポットを巡る中で、日本とはかなり異なるデンマークの交通事情にとても驚きました。
今回はそういった内容、あるいはデンマークを上手に旅行するためのディスカウントサービスや便利ツールなどについてもご紹介したいと思います。
◇ 前回ブログ
◇ 目次
- 改札のない鉄道や地下鉄の駅
- バスの切符は不要なの?
- 改札置かない方式について試算してみた
- コペンハーゲンカードのおトク度検証
- City Passも便利
- デンマークの乗換案内アプリRejseplanen
- 最後に
改札のない鉄道や地下鉄の駅
デンマークで最も驚いたのは、鉄道や地下鉄の駅に改札口が全くないこと。駅で切符を買うと、そのままプラットホームに降り、そのまま電車に乗るという形で、改札口で切符を検札するということが一切ありませんでした。
◇コペンハーゲン中央駅の構内
◇そこからエスカレータでホームに降りるだけ。改札口はありません。
◇もうプラットホームです。
◇DSBのノアポート駅。ここもホームからの階段を上がるとそのまま外で、いわゆる「改札階」がありません。
◇地下鉄のコンゲンス・ニュートー駅。ここも地上から降りるとそのままプラットホームです。
◇地下鉄の車内。座席はありません。
電車内ではときどき車掌が切符確認にまわってきます。このときもし切符を持っていないと、無賃乗車ということで、高額な(750クローネ=約13,200円)の罰金を課されるとのことです。
◇デンマークで無賃乗車がバレたときの話
この高額な罰金が抑止力になっているのかとは思いますが、それにしても一切チェックをしないというユルさにとても驚きました。
とは言っても、日本人旅行者としてみっともないことにならないよう、皆さん決して無賃乗車はしないようにしていただきたいと思います。
バスの切符は不要なの?
バスもユルいです。一応乗車の際にチケットなどを見せますが、きちんと見ているようには思えません。
◇バス内ではチケットを見せればOK
帰国時の、コペンハーゲン中央駅からカストラップ空港までの電車チケットを帰国前日にあらかじめ購入しようとしたところ、駅の女性スタッフに「電車の時間は流動的なので、当日に買ったほうがいいんじゃない?」と言われました。「チケットを持っていないと、ホテルから駅までのバスに乗れない」と言うと、「『この後、電車に乗る』と言えばOKよ」とのこと。そんなものなんですかね!?
日本の厳格な(Suicaなどの)改札システムに慣れた私たちからすると、デンマークのユルさは目を疑うレベルでした。
うちの娘は「コペンハーゲンの交通局の財政って、大丈夫なのかな?」とマジで心配していました。
改札置かない方式について試算してみた
娘の「コペンハーゲン交通局の財政って、大丈夫なのかな?」との疑問は、私自身も強く感じたこと。
デンマーク国鉄DSBでも駅員さんの数がひじょうに少ないと感じましたが、そこで、もし改札口を置いて駅員を配備した場合とのコスト比較について、簡単に試算してみました。
(A)駅に改札を置くことで発生するコストを計算
・コペンハーゲン市内エストー(s-tog)のA~H線および地下鉄の駅数を、ザックリ数えたところ、93駅。
・1駅当たり10名の駅員、およびその人件費と同等額の設備費等の諸経費がかかると仮定。
・デンマークの平均年収は533万円
⇒93駅×533万円×10名×2=9,913.8百万円/年
つまりザックリ年間100億円の費用がかかることになります。
(B)無賃乗車により発生する損失額を計算
・仮にコペンハーゲン市民の1%が、週1回、常習的に無賃乗車を行ったと仮定。
・1回の無賃乗車で発生する損失額を1,000円と想定。
⇒58万人×1%×52週×1,000円=301.6百万円
つまりこの仮定でいくと、年間約3億円の損失額が発生する。
A>>Bという結果。非常に簡単な、ザックリした試算ですが、この計算で言えば、無賃乗車により発生する一定の損失を考慮したとしても、改札口を置かないほうがはるかにコストメリットがあると言えます。デンマークはこういう道を選んだということでしょうか。
うちの娘の「コペンハーゲン交通局の財政って、大丈夫なのかな?」という疑問に対しては、「恐らく大丈夫」という答えになるかと思います。
もちろんこれは、デンマーク国民の知的水準が比較的高く、公共サービスを維持するに当たっての市民の義務に対する理解度やモラルが高いこと(モラルが破たんしていて、国民の半数が料金を支払わないような国では、こんなこと成り立たないでしょうし)、またデンマークが人口わずか580万人で、管理の行き届く社会であるからこそ成り立つことなのかなとは思います。
ただ、今まで約20ヶ国を旅行してきた中で、こういった人々が正しく切符を買うことを前提にしたシステムは初めてだったので、とても驚いたし、またデンマークって良い国だなと、またこういったシステムが壊れないでいて欲しいなと思いました。
コペンハーゲンカードのおトク度検証
さてこのような交通システムの中で旅行するに当たって、コペンハーゲン市内および近郊の公共交通が乗り放題で、また主要な観光スポットの入場料なども込みになっているコペンハーゲンカードの便利さは特筆に値するものでした。
我が家では8月13日~15日の3日間(72時間)有効のものを購入して利用したことは、既にご紹介しているとおりです。
◇コペンハーゲンカードの価格などに関する情報は、こちらを参照して下さい
◇コペンハーゲンカードはこのように自分で利用開始時刻を書き込んで使います。
コペンハーゲンカードで実際にどれくらいコストメリットが出るのか、コペンハーゲンカードの公式サイトから試算することができます。
このブログ記事を参考に、観光したスポットを選択し、割引額を計算してみた結果は、次のとおり。
普通に入場料や運賃を支払った場合は、1人当たり138+60=198ユーロ(=約25,700円)かかるのに対し、72時間有効のコペンハーゲンカードなら93ユーロ(=約12,090円)ということで、105ユーロ(=約13,650円)のメリットが出るという試算結果が出ました(1ユーロ=130円換算)。
ホンマかいな!?ということで、手計算で検算してみました。コペンハーゲンカードを利用して観光した個所の入場料や電車代を個別に調べ、コストメリットを計算してみました。
こちらはデンマーク・クローネからの換算なので、細かい点では差異はありますが、コペンハーゲンカードの価格の倍以上のコストメリットが出ているという点は確認できたかと思います。
コストメリットというだけでなく、掲示するだけで良いという手軽さ、いちいちチケットを買う必要がないという便利さは、とても有難いなと思いました。
デンマークを個人旅行される方、コペンハーゲンカードは「買い」ですよ!
日本(東京)では、コペンハーゲンカードに相当するような便利なサービスを、訪日外国人旅行者に提供できているでしょうか!?こういうこともデンマークに学んだほうが良いなと思いました。
City Passも便利
交通運賃の高いデンマークでは、他にも割引サービスがいろいろあります。お土産などの買い物を中心に動いた8月17日(金)は、City Passという1日乗車券を利用しました。観光スポットの入場料などは付きませんが、エストー(s-tog)と呼ばれるコペンハーゲン近郊路線の鉄道と市バス、地下鉄が24時間乗り放題で、一人80クローネ(=約1,400円)となります。
これはインターネットのWebサイトから、クレジットカード決済であらかじめ購入しました。
◇City Passをインターネットで購入する方法
この記事にもあるように、本来はSMS(Short Massage Service)でチケットが届くはずですが、日本の電話番号のスマホ宛てには届かず、Eメールで次のようなレシートが届いたのみでした。
このレシートをバス乗車時に掲示すれば問題なく、電車内でも引っ掛かることはありませんでした。
ニューハウンなど、入場料のない観光スポットを見学しながらお買いものをする日などには、このCity Passが最適だと思います。
デンマークの乗換案内アプリRejseplanen
さて電車やバスなどを乗りこなすに当たっては、Rejseplanenというアプリがとても便利でした。
◇Rejseplanenの紹介についてはこちら
「rejse」はデンマーク語で「travel」の意味のようなので、「travel plan」という意味のアプリですね。
私もスマホにインストールして、使いました。旅行に行く前の事前計画を立てるのにも便利ですし、現地でもとても役に立ちました。PCサイトもあります。
実際に、ロスキレまでの鉄道の時刻を検索したスマホ画面がこちら。
さらに列車を選択すると、詳しい情報が出てきます。プラットホーム番号(Pl.8など)も書いてあるので、分かりやすいです。
Googleマップのルート検索でも、バスの時間などが簡単に調べられて便利ですが、GoogleマップとこのRejseplanenがあれば、デンマークの交通機関は問題なく使いこなせると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
運賃は高いけれど、ユルーく成り立っているデンマークの交通システム。キッチリカッチリした日本のシステムとあまりにも違い、驚きでした。
次回は、引き続き行ってみて分かったスーパーやデパートでの買い物事情や免税手続きなどの最新情報をご紹介したいと思います。
ではまた。
首都コペンハーゲンのお薦め観光スポット8ヶ所(後編)
こんにちは、コウです。
デンマーク到着の翌日に、1日コペンハーゲン市内を観光し、とても品のある街であることに感銘しました。
でもまだまだコペンハーゲン市内には見どころが一杯。
今回は、その他の日に訪れた観光スポット3ヶ所と、そしてチボリ公園の素晴らしい夜景についてご紹介したいと思います。
◇ 前回ブログ
◇ 目次
今回紹介する観光スポット
今回ご紹介するコペンハーゲン市内の観光スポットは、下の地図の赤いアイコンのとおりです。
青いアイコンは前回のブログで紹介したところです。
前回のブログでは、コペンハーゲン到着の翌日に1日でまわった、コンゲンスニュートー広場(Kongens Nytorv)より南西側のエリアをご紹介しました。
今回は主にコンゲンスニュートー広場より北東側の見どころをご紹介します。
現王室の居城、アメリンエボー宮殿
前回ブログでご紹介したクリスチャンスボー宮殿が18世紀末に火災に見舞われたため、それに代わる王宮となったのがアメリエンボー宮殿(Amalienborg Palece)。14日(火)の午後、コペンハーゲン近郊のロスキレという町を訪問したに後に訪れました(ロスキレについては別の機会にご紹介します)。
例によって、13日(月)~15日(水)まで3日間(72時間)有効のコペンハーゲンカードを買ってありますので、バス代や観光地入場料なども全て無料になります。
ロスキレからコペンハーゲン中央駅まで戻ってきた後、1Aのバスでコンゲンスニュートー広場まで。1Aのバス乗り場は、駅前のバス停から少し(200mくらい)離れています。
15分くらいでコンゲンスニュートー広場のバス停に到着。
コンゲンスニュートーは「王様の新しい広場」の意味だそうですが、あいにく工事中のため、あまり美しくありませんでした。
ここから徒歩15分くらいでアメリエンボー宮殿に到着します。
◇ アメリエンボー宮殿の北西側正面に立つフレデリクス教会。19世紀末に創建。ここも周辺が工事中で、通り抜けできなくなっていました。
◇ 宮殿の広場。絵のような美しさでした。
宝物展示室を見学しました。ここもコペンハーゲンカードで無料で入場できます。
19世紀~20世紀にかけてのデンマーク王室の居室や宝物などが展示されており、素晴らしいのですが、クリスチャンスボー宮殿に比べるとちょっと地味な感じがしました。
ガイドブックによると、毎日正午に広場で「華麗な」衛兵の交代式が見られるとか。私たちが訪れたのは午後3時頃だったため、広場にはこれまた地味な衛兵が2名いるだけでした。
同じ女王様を擁する国として、2011年に訪れた英国とどうしても比較してしまいますが、やはり英国に比べると質素というか、華やかさには欠ける感じがします。
ですが、そのコストが国民の暮らしに向けられ、それが幸福度ランキング世界第3位(英国は19位)につながっているとしたら、とても良いことですよね。
◇ 国連が発表した世界幸福度ランキング2018について
ちなみに同ランキングで、日本は54位でした。このランキングは、「所得」「健康と寿命」「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」などの観点で評価しているそうですが、「所得」「健康と寿命」はともかくとして、「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」などの点では、たしかに今回の旅行で、国としての豊かさというか、懐の深さのようなものを感じた気がします。
デザイン博物館デンマークを鑑賞
さて、アメリエンボー宮殿に続いて、すぐその近くにあるデザイン博物館デンマーク(Designmuseum Danmark)を訪れました。
今回の旅行の目的地にデンマークを選んだ理由が、昨年の暮れに新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開催されていた「デンマークデザイン展」を妻と鑑賞したこと。その意味でも、デザイン大国デンマークの魅力を集めたこの博物館は、ぜひ訪れたいと思っていました。
◇ 旅行先をデンマークに決めた理由(過去ブログ)
館内が盛況なため入場制限しており、少し並んで待ちました。
ここもコペンハーゲンカードで無料で入場可能です。
◇ ユニークなデザインの作品が無数に展示されている館内
◇ 懐かしい初代iMacもデンマークデザインによる作品だったんですね!
ちなみに今年2018年は、初代iMac発売からちょうど20周年だそうです。白か黒の直方体型が大多数(今もそうですが)のデスクトップPCにおいて、この初代iMacの登場は鮮烈でした。
展示物の中でも特に圧巻だったのが、椅子のコーナー。デンマークデザインの中でも、特に椅子は有名ですが、その名品100点以上を集めたコーナーは素晴らしかったです。
各展示物には、このように引き出し式の解説が備えられており、これがまたおしゃれです。
時間があれば、何時間でも見ていたい、そんな博物館でした。
カラフルなニューハウンの景観
さて、コペンハーゲン観光のパンフレットやガイドブックの表紙に必ず使われるのが、運河沿いのカラフルなニューハウン(Nyhavn)の景観。コペンハーゲンを象徴する観光スポットです。
ちなみに「Ny」は英語の「New」、新しいの意味。「Havn」は港。すなわち「Nyhavn」は新しい港の意味ですね。ちなみにのちなみにですが、空港は「Lufthavn」(ルフトハウン)と言うようです。
ニューハウンには帰国の前日、8月17日(金)の午後に、買い物をしながら訪れました。
ニューハウンはかつて、航海を終えた船乗りたちが羽を伸ばす居酒屋街だったとか。いまはおしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶ観光スポットとして、とても賑わっています。
この日も小雨交じりのお天気でしたが、多くの観光客で大賑わいでした。
私たちも近くの土産物屋さんで小物などを買ったりしながら、美しい景観を楽しみました。
チボリ公園の夜景を堪能
チボリ公園については前回ブログでもご紹介したとおり、8月13日(月)に訪れましたが、せっかく入り放題のコペンハーゲンカードを持っているのにもったいない、そして美しいと評判の夜景をぜひ見たいと思い、15日(水)の夜、フレデリクスボー城やクロンボー城の観光から帰ってきた後、再び入園しました。
噂に違わぬ美しさでした。そして日が暮れても、多くのお客さんで賑わっていました。
こういう憩いの場所が首都のど真ん中にあって、夜中まで楽しめるスポットになっていることも、「豊かさ」や「自由」を謳歌するデンマークを象徴している気がしました。
あくせく暮らしている日本人から見て、うらやましいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
コペンハーゲン市内には他にもローゼンボー離宮や国立博物館など、たくさんの見どころがありますが、1週間の旅行では、市内としてはこれだけ巡るのが精一杯でした。でもこれだけでも、コペンハーゲンという街の品の良さ、豊かさのようなものは充分に味わえたと思います。
この後、私たちが観光したコペンハーゲン近郊都市の素晴らしさも順次ご紹介していきたいと思います。
次回は現地を旅行してみて分かった、交通事情やいろいろな手続き関係について、ご紹介したいと思います。
ではまた!
首都コペンハーゲンのお薦め観光スポット8ヶ所(前編)
こんにちは、コウです。
デンマーク旅行を終えて1週間。あー楽しかったなー、そして涼しかったなーと、灼熱の東京に帰ってきて思う毎日です。
今回は、まず何はともあれ首都コペンハーゲン市内で訪れた観光スポットの中から5ヶ所についてご紹介したいと思います。
◇ 前回ブログ
◇ 目次
クリスチャンスボー宮殿へ
コペンハーゲンに到着した翌日の8月13日(月)、まずはコペンハーゲン市内の観光に行きました。
宿泊先STAY Copenhagenの最寄バス停であるDrechselsgadeからコペンハーゲン中央駅まで、250Sというバスが、日中はだいたい毎時01分、21分、41分の3本出ています。
この日は、前日の長旅を考慮して、10:21発と少し遅めのバスで出発しました。
前日、空港のインフォメーションで購入した72時間有効のコペンハーゲンカードに、写真のように、日付と10:20という時間を手書きで書き込んで、ここから木曜日の10:20まで72時間有効となります。
◇ コペンハーゲンカードについては、こちらの記事をどうぞ。
バスではコペンハーゲンカードを掲示するだけでOK。デンマークの交通機関の事情については、また別の機会に紹介したいと思いますが、とてもユルーい感じでした。
15分もかからずに、コペンハーゲン中央駅前のバスターミナルに到着します。
この日の天気はときどき小雨交じりの曇り。気温は恐らく20℃以下で、肌寒いくらいでした。
駅前すぐの場所にチボリ公園がありますが、11時開園のためまだ閉まっていました。そこでまず最初の観光地としては、かつての王宮であり現在も国会議事堂や女王の謁見の間として利用されているクリスチャンスボー宮殿(Christiansborg Palace)に向かうことにしました。ここから徒歩15分くらいで、クリスチャンスボー宮殿に行けます。
クリスチャンスボー宮殿は、ガンメルストランドと言われる運河に囲まれており、橋を渡ると大きな広場に出ます。広場の真ん中にある騎馬像は、19世紀末のデンマーク王・クリスチャン9世の像です。
広場をぐるっとまわって、まずロイヤル・キッチンを見学しました。ここで王宮での晩餐会のお料理や、お花の飾りつけなどがされた場所で、当時の様子が忠実に再現されているようです。
コペンハーゲンカードで、クリスチャンスボー宮殿の入場料は無料。受付でカードを見せることで、無料で入場できます。
◇ たぶん給仕長さんの席かな?今までここにいたかのように再現されています。
そしていよいよ宮殿の一番の見どころであるロイヤル・レセプション・ルームへ。
ロイヤル・レセプション・ルームの入場も、コペンハーゲンカードで無料です。
デンマークの観光地は、どこも館内を含めて写真、ビデオの撮影はOK、ただしフラッシュ使用は禁止です。この点、2011年に旅行したイギリスでは、ウィンザー城やロンドン塔など、内部はどこも撮影禁止だったので、それと比べるとユルくて有難いなーと思いました。
ただし、ここクリスチャンスボー宮殿では、恐らく絨毯などを傷めないようにということで、靴にカバーを履かせる必要があります。
受付でこういった案内図をもらえ、これに従って進んでいきます。裏面には各部屋の簡単な解説が記載されていました。
これは案内図⑥の The Abildgaard Room です。
隣の⑦The Dining Hallで開かれる晩餐会を守るための衛兵が待機している部屋という説明書きだったかと思います。
ロイヤル・レセプション・ルームでの最大の見どころは、案内図⑩のThe Great Hall、400名のゲストを迎えられる大宴会場です。ここにはデンマークの歴史を綴った素晴らしいタペストリーが、四方の壁に掲げられています。
The Great Hallの天井の絵画も素晴らしいです。
案内図⑤の「女王の図書館」。現マルグレーテ2世女王の書籍のコレクションを集めた部屋で、18世紀のものからあるとのことです。
最初に訪れたクリスチャンスボー宮殿で、デンマーク歴史と伝統に触れることができました。
運河ツアー
クリスチャンスボー宮殿を出て、運河ツアー(Canal Tours Copenhagen)に乗ろうと、乗り場方面に向かいました。
今回の旅行では、ガイドブックとして「地球の歩き方 北欧」(2017~2018)を持っていったのですが、ガンメルストランド(運河)の護岸工事のためか、ガイドブック掲載の運河ツアーの乗り場がちょっと変わっていて、Ved Stranden通り側に移っていました。
ここでも問題なくコペンハーゲンカードを使って、無料で運河ツアーに乗り込みました。
運河ツアーは、このガンメルストランド発着のものと、ニューハウンから発着するものとがあるそうですが、このガンメルストランド(Ved Stranden通り)発着のもののみ、コペンハーゲンカードで無料になるようです。ニューハウン発着のものは「Extra chargeがかかる」とコペンハーゲンカードのガイドブックに明記されていますので、ご注意下さい。
運河ツアーでは、コペンハーゲンの主要な観光地を英語のガイドさんが案内してくれます。
人魚姫の像は、「世界三大がっかりの一つ」と言われるそうなので、この運河ツアーで海側から見たことで行ったことにしました。
コペンハーゲンを象徴する景観として名高いニューハウンは、船から見てもとても素晴らしかったです。
また近未来的なデザインで有名な王立図書館、通称ブラックダイヤモンドは、とても印象的でしたので、この後実際に訪れてみました。
約1時間、潮風に吹かれながら、コペンハーゲンの主要観光スポットを無料で巡ることができるのは、とてもおトクだなと思いました。
ストロイエ通り
さて、運河ツアーを終えて再上陸した私たちは、コペンハーゲン最大の繁華街、ストロイエ通り(Stroget)に向かいました。
ここは世界で初めて歩行者天国ができた通りだそうで、現在も常時歩行者天国となっています。通り沿いには有名デパートやブランドショップ、ブティックなどが立ち並び、とても賑わっています。
私たちもここで、イルムス・ボーリフースというデパートや知育玩具として有名なレゴ・ストア本店などに立ち寄り、またこの近くで昼食にデンマークの伝統料理・スモーブローをいただいたりしましたが、今回のテーマは観光なので、それはまたの機会に。
今後のお土産購入などに向けて、今日はウィンドーショッピングと情報収集をしながら散策しました。
王立図書館(ブラックダイヤモンド)
ストロイエ通りの散策を楽しんだ後、運河ツアーから見た王立図書館(Det Kongelige Bibliotek)通称ブラックダイヤモンドに行ってみたいと、歩いていきました。もう一度クリスチャンスボー宮殿の前を通って、運河沿いにあります。
北欧諸国最大の図書館で、コペンハーゲン大学付属図書館でもあるそうです。南アフリカ産の黒色花崗岩を外壁に用いていることで、シャープでモダンな外観が生みだされています。
設計は、デンマークの有名な建築家集団、シュミット・ハマー・ラッセンだそうです。
ここは公共の図書館なので、そもそも無料で入館可能です。
上層階まで上ってアトリウムを見下ろすと、建築デザインの美しさが際立って感じられます。午前中のクリスチャンスボー宮殿で、伝統美の世界を堪能した後で、今度は素晴らしい現代美を味わうことができました。
大勢の学生さんたちが、勉強していました。こういうところで勉強するから、ユニークな発想のできる人材が育つのかなー、と感じました。
チボリ公園
さて、1日歩いてだいぶ疲れてきたため、最後にチボリ公園(Tivoli)で少し遊んで帰ろうということになりました。
王立図書館から100mほどのバス停から66番のバスで、再びコペンハーゲン中央駅まで。これもコペンハーゲンカードを見せるだけでOK。本当に便利です。
またこういったバスルートも、スマホを使ってGoogleマップで検索すればすぐに分かるので、本当に便利な世の中になったものですね。
チボリ公園への入園もコペンハーゲンカードで無料。カードの有効期間内なら何度でも入園OKのようです。ただしアトラクションに乗るには、乗り物チケットが別途必要です。
◇ チボリ公園前の信号柱には、みんなが使用済みチケットを貼り付けていくらしく、チケットだらけに
◇ チボリ公園入口
午後6時頃から入園しました。日没は9時頃なのでまだまだですが、小雨がパラついているので、少し薄暗いです。ちなみにチボリ公園は、日没後も夜11時まで(金~土曜は12時まで)営業しています。
チボリ公園は1843年開園。世界最古のテーマパークです。
ここであのアンデルセンが童話の構想を練り、またウォルト・ディズニーもここを訪れてディズニーランドの参考にしたとも言われています。
「世界最古」と言うので、何となく「花やしき」的なものを想像していたのですが、どうして、どうして、かなり本格的な遊園地で、とりわけ絶叫マシン系が多いのに驚きました。
妻は乗りたがっていたようですが、私は強硬に抵抗し(笑)、小雨交じりの天気だったこともあり、観覧車にしておいてもらいました。屋根がありますからね。
料金は、一人当たり30クローネのチケット×2枚=60クローネ(=約1,000円)です。自動販売機でクレジットカードで購入可能です。乗り物によってチケット何枚必要かが異なりますので、お間違えなく。
この観覧車は、日本の一般的な観覧車と違ってゴンドラは6つしかなく、かなりのスピードで何度もグルグルまわります。
上まで上がると、かなり市内の遠くまで見渡せ、面白かったです。
かなりへとへとになったので、約2時間ほどで退園し、まだ明るい中ですがホテルへと戻ったのでした。
最後に
今回コペンハーゲン市内を観光した場所は、この地図のとおり(赤いマーク)です。
いかがでしたでしょうか?
コペンハーゲンカードのおかげで、この日現金を使ったのは昼食とチボリ公園内のアトラクション代のみでした。
クリスチャンスボー宮殿やチボリ公園の伝統美と、王立図書館の現代美。デザイン大国デンマークの美しさの両側面を味わえた一日だったと思います。
次回は、その他の日に訪れた同じくコペンハーゲン市内の観光スポットについて紹介したいと思います。
ではまた!
デンマーク旅行でアパートメントホテルの利用をお薦めする理由
こんにちは、コウです。
1週間のデンマーク旅行もあっという間に終わり、昨夜帰国しました。今日、もう1日休みをとっていて、明日から仕事に復帰です。
多少雨に降られた日もありましたが、おおむね天候にも恵まれ、コペンハーゲンとその周辺の旅行を満喫することができました。
個人自由旅行の良いところで、事前の計画に無かった隣国スウェーデンのマルメという町にも、足を延ばしてきました。
旅行の様子はおいおいブログに書いていきたいと思いますが、今回は1週間の旅行のベースキャンプとなったアパートメントホテル STAY Copenhagenについて紹介したいと思います。物価の高いデンマークでは、キッチンがついていて自炊もできるアパートメントホテルが絶対お薦めです!
◇ 前回ブログ
◇ 目次
STAY Copenhagenの概要
STAY Copenhagenは1900年代に造られた工業用の建物を改装したアパートメントホテルで、全部で172部屋もある大規模な施設です。
コペンハーゲン中央駅などの市内中心部からは3kmほど離れていますが、250Sのバスに乗れば中央駅まで12~3分。ホテルからバス停まで徒歩3~4分なので、ロケーション的には悪くなかったと思います。
◇ STAY Copenhagenのロケーション(赤いマーク)
◇ URL(http://staycopenhagen.dk/)
STAY Copenhagen – Apartment Hotel Copenhagen
ただ、250Sのバスの本数が、日中は20分に1本なので問題ないのですが、夜8時以降は30分に1本になるので、もう少し本数があったらなと思いました。
周辺は集合住宅が多く建ち並んでいます。チェックインした翌朝にスーパーマーケットに買い物に行きましたが、自転車で恐らく通勤される方々がたくさんいらっしゃいました。
ホテルの1階にはちょっと高級なスーパーマーケットIrma(イアマ)が入居していて便利です。営業時間は朝9時~夜9時。
また徒歩7分ほどの場所に格安スーパーNetto(ネット)もあります。こちらの営業時間は朝8時~夜10時。チェックインの翌朝に行ったのは、こちらのNettoです。格安と言ってもモノは悪くなく、新鮮な野菜などもたくさん売っていました。バナナ1房、なんと2クローネ(約35円)。Irmaだと6クローネぐらいでしたので、Nettoのほうがかなり安いです。付加価値税(VAT)が25%も課税され、物価が高いデンマークですが、食料品などの生活必需品は課税されず、安く手に入るようです。
室内の設備
さて、私たち家族が1週間を過ごしたSTAY Copenhagenの部屋は、2 Bedroom Apartmentというタイプの部屋で、約90平方mもある広い部屋です。
内装は、黒を基調にデザインにこだわった部屋で、おしゃれです。
夜9時頃にチェックインした直後、部屋が汚くならないうちに、写真を撮りまくりました。
◇ リビング(照明もおしゃれです)
◇ キッチン。調理器具や食器の他、コーヒーの粉やティーバック、コーヒーシュガー、塩、こしょうは用意されています。
◇ 冷蔵庫、冷凍庫は一体的な壁に埋めこまれています。昨年のクロアチア旅行で利用したアパートメントホテルでは、冷蔵庫に水やジュースが冷やされていて、無料で利用できましたが、今回はそういうのは無かったです。
◇ オーブンと電子レンジ
◇ 食洗機も備えられています。
◇ 妻と娘がゆったり並んで身支度できる広い洗面所
◇ 下が洗濯機、上が乾燥機
◇ ベッドルーム(2部屋あります)。
部屋の説明書きによると清掃は4日に1度となっていましたが、ほとんど毎日のようにやってくれていました。
セーフティボックスは無いので、貴重品は個人の責任で管理が必要です。
事前の情報で、最近のコペンハーゲンは結構暑いとの情報だったので、ホテルにお願いして扇風機を貸してもらいました。無料です。
実際には滞在中の気温は20~25℃くらいだったので、問題ありませんでしたが、超暑がりの私としてはこれをまわしておくことで外の涼しい風が入ってくるので、借りておいて良かったと思います。
ともかく、この部屋にスーツケースは置きっぱなしにして、その日に必要なものだけを持って動きまわれましたので、とても身軽に観光することができました。
外観と屋上
さて、ホテルの外観はこんな感じ。
レセプションには、誰かスタッフが交代で常駐しているようです。
使いませんでしたが、自転車も借りられます(有料)。
レセプションの奥にはくつろげるスペースがあります。ここで朝食もとれますが、145クローネ(約2,500円)もします(事前申し込みすれば100クローネ)。
このホテルには、広い屋上スペースがあります。
ソファーやテーブルも置かれているので、お酒などを持ち込んで、くつろぐことが可能です。実際には毎日夜まで観光し、くたくたになって帰ってきていたので、そんなことまでする余裕がありませんでしたが。
もう少し長く休めればね。
まわりの景色は…、それほどきれいではありません。工事中のところが多いですね。
良かった点、悪かった点
少し不便だったところとして、洗濯機やオーブン、電子レンジなどの電化製品の説明書が何もなく、表記が全てデンマーク語もしくはアイコン表示のみなので、使い方が分からず、悪戦苦闘しました。簡単で良いので、英語の説明書きを用意して欲しかったです。
ですが、それ以外は広いし、清潔だし、ロケーションも良いし、問題無かったと思います。
昨年のクロアチア旅行で初めてアパートメントホテルを利用し、その快適さに魅了されて今回も利用しましたが、本当に良かったです。
◇ 過去ブログ(クロアチア旅行でのアパートメントホテル利用)
ベッドルームが分かれているので、妻と娘は私のうるさいいびきに悩まされることなく安眠でき、1週間を元気に乗り切ることができました。
ただ、主婦の方にとっては旅行のときぐらい家事から解放されたいという気持ちもあるとのことですので、その辺りのバランスを考慮して、宿泊先を検討されてはどうかと思います。
ともかく、コペンハーゲンのSTAYは快適でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
デザイン大国デンマークの旅行にふさわしい、デザインにこだわったアパートメントホテルSTAY Copenhagenを根城に、1週間の旅行を楽しんだ私たち。
次回からはいよいよコペンハーゲン市内や周辺の見どころをご紹介していきます。
ではまた。
タイ国際航空利用で気づいたこと・感じたこと
こんにちは、コウです。
いよいよやってきました、コペンハーゲン!猛暑の日本から脱出し、到着時は少し雨模様だったせいもあり、肌寒いくらいでした。
今回は、深夜の羽田空港を出発して、途中タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港でトランジットし、コペンハーゲン・カストラップ国際空港に到着するまでの最新情報を紹介します。
◇ 前回ブログ
ko-abroad.hatenablog.jp
◇ 目次
羽田空港のカードラウンジはこんなに違う
8月11日(土)の夜に自宅を出発し、21時前に羽田空港国際線ターミナルに到着しました。今回はお盆休みの真っただ中の旅行ということもあり、大混雑かと思いきや、それほどでもありませんでした。空港リムジンバスを利用しましたが、道路もすいていて、予定よりかなり早く着きました。
タイ国際航空のカウンターの方に「意外に混んでいませんね。夜遅いからですか?」と尋ねると、「いや、この時間が一番混む時間帯なんですけどね」との返事でした。
出国手続き後、2時間くらい暇なので、ラウンジを利用しました。
羽田の国際線ターミナルには、航空会社共用/クレジットカードラウンジとして、「TIAT Lounge」と「SKY Lounge」があります(TIATとは、Tokyo International Airport Terminalの意味です)。昨年のクロアチア旅行の際には、三越伊勢丹MIゴールドカードでTIAT Loungeを利用しましたが、今年は別に私名義でJCB奏(かなでる)カードというのを作ったので、こちらを利用してSKY Loungeのほうに入ってみました。
TIAT Loungeでは各種アルコール類も無料の他、カレーや牛丼、おつまみなども全て無料で提供されているのに対し、SKY Loungeでは無料なのはソフトドリンクのみで、アルコールやおつまみは有料。こんなに違うんだー、と驚きました。MIゴールドカードは年会費がかかるので、その差ですかね。
妻と娘は、今年もMIゴールドカードでTIAT Loungeのほうに入っていたので、「じゃこっちへおいでよ」と言われ、同伴者1名無料の特典を使って、途中からTIAT Loungeに移りました。
ちなみに、TIAT Loungeのカレーは、メッチャおいしいです。混み具合も、TIAT Loungeのほうが断然すいていて、快適でした。
◇ SKY Loungeはこんな感じ。かなり混んでいます
◇ TIAT Loungeの飲み物、軽食コーナー。充実しています。
◇ TIAT Loungeはすいていて、とても快適でした。
ちなみに楽天プレミアムカードも持っていますが、こちらは羽田空港国際線ターミナルで利用できるラウンジがありませんのでご注意下さい。
タイ国際航空について
12日(日)の未明0:20に、オンタイムで羽田を離陸。
第1回の記事でも書いたとおり、タイ国際航空は英国の航空サービスリサーチ会社・スカイトラックスが行っている「ワールド・エアライン・アワード2018」で、総合で第10位、エコノミークラスのランキングで1位となっています。
◇ 過去ブログ
昨年利用したカタール航空では、エコノミークラスでも機内用靴下、アイマスク、耳栓などのアメニティキットが付いてきましたが、タイ航空ではそういうのはありませんでした。
機内食は、羽田~バンコク間で1回、バンコク~コペンハーゲン間で2回+軽食(サンドイッチ)でした。写真は羽田~バンコク間の朝食で、焼きそばかオムレツとチキンソーセージの選択でしたが、正直ちょっといまイチでした(写真の撮り方も良くないですが)。バンコク~コペンハーゲン間では、ガパオライスなどが出て、これはなかなか美味しかった。
バンコク~コペンハーゲン間はボーイング777-300で、ちょっと古い機材のためか、機内エンターテイメントシステムのタッチパネルの効きが悪かったり、シートリクライニングがうまくいかなかったりと、、総じてはカタール航空のほうが良かったかな、というのが私の印象です。
でも機内トイレは比較的広くて、よく清掃されていて良かったと、妻は言っていました。
バンコク・スワンナプーム国際空港での乗り継ぎ
途中乗り継ぎとなるスワンナプーム国際空港に、12日(日)の早朝5時頃に到着。ここから12:20発の乗り継ぎ便まで約7時間半の時間があります。
入国して市中に出ることも検討しましたが、お店などが開き出す9時頃から何か食べたり、マッサージをやってもらったりしても、大急ぎで汗だくで空港に戻ってきて、それからまた10時間以上も飛行機に乗るのはツラ過ぎるため、空港内で過ごすという選択をしました。
事前に調べた結果、AirFrance - KLM Sky Loungeなら「プライオリティ・パス」を使って3時間まで利用可能とのことだったので、ここを利用することにしました。トランジットカウンターからすぐの、コンコースF(3階)にあります。
「プライオリティ・パス」は楽天プレミアムカードを作ると、無料で付いてきます。ラウンジの利用料は本人のみ無料で、同伴者は1人3,240円(税込)が必要です。受付で家族3名分の搭乗券を見せてサインをしましたので、自動的に同伴2名分は課金されているのだと思います。受付の人はその辺りのことをあまり理解していないらしく、尋ねてもよく分からない風でした。
利用時間は、受付で聞いたら4時間までとのことでした。でも4時間以上いましたが、特にチェックしにくる訳でもなく、何時間いても大丈夫な気がします。
中はシンプルですが、アルコール類も飲み放題で、料理の種類も豊富。料理はTIAT Loungeよりこちらのほうが勝ちですね。朝7時頃になると、家族連れなどでかなり混みあっていました。
シャワー室も利用してみました。男性用は3つのシャワーブースがあります。
受付で搭乗券を見せて、バスタオルを借りられます。暖かいお湯も出ますし、ボディソープとシャンプーは備え付けられており、さっぱりすることができました。
◇ 右側にあるのが、ボディソープとシャンプーのディスペンサーです。
◇ 小さいですが脱衣場があり、ドライヤーが備え付けられています。
ちなみにトイレはシャワートイレではありません。東京では公共施設のトイレでもかなり導入されているシャワートイレですが、海外ではあまり見たことがないですね。
AirFrance - KLM Sky Loungeを出て、妻と娘はせっかくタイの空港に来たんだからと、マッサージを受けに、「Express Spa」に行きました。タイ式マッサージ60分で900バーツ(約3,000円)。これ以外に施術者にチップが必要です。日本円でも良いですが、100円玉のみ(10円玉はダメ)で、料金の1割程度を支払います。タイ式マッサージは、かなり痛かったそうです。
私のほうは、「プライオリティ・パス」で利用できる、その他のラウンジも覗いてみました。
3階コンコースGの入口付近にある、Miracle First Class Lounge。「First Class」とありますが、エコノミーの客でも入れます。アルコール類や食事、食べ・飲み放題です。AirFrance – KLMに比べると狭いですが、ソファーはこちらのほうが良かった。
ここは「2時間しか利用できません」と受付ではっきり言われました。
3階コンコースEにある、Oman Air First & Business Class Lounge。中東オマーン航空のラウンジですが、ここも「プライオリティ・パス」で利用可能です。中東国のラウンジですが、アルコール類も問題なく、無料で飲み放題です。
ソファーなどの調度品がとても豪華で、かなり高級感のあるラウンジでした。ここも2時間半の利用時間制限があるようです。
3ヶ所をまわってみた結果、私の印象では、シンプルでいいからバラエティに富んだ食事をガッツリとって、長時間利用したいならAirFrance - KLM Sky Lounge。2時間程度の時間で豪華なソファーに身を沈めてゆったりしたいなら Oman Air First & Business Class Loungeかなと思いました。
コペンハーゲン・カストラップ国際空港に到着
自宅を出てから30時間余りかけて、ようやくコペンハーゲン・カストラップ国際空港に到着しました。
入国審査に向かう廊下に、アートな展示が。いきなりデザイン大国デンマークを感じさせるお出迎えです。
入国審査では、昨年のクロアチアと同様、入国カード等の記入は不要で、パスポートを見せるだけでした。
スーツケースも無事ピックアップして、到着ロビーへ。
日本よりキャッシュレス化がはるかに進んでいるデンマークですが、たまにコインが必要な場合もあるということで、昨年のクロアチアではうまくいかなかったATM機でのキャッシングに挑戦!今度は問題なく、うまくいきました。
◇ 過去ブログ(クロアチアではうまくいかなかったATMでのキャッシング)
ATM機ではお札しか出てこないので、売店でビールを買って、崩しておきました。
その後、インフォメーションセンターへ行って、72時間用のコペンハーゲンカードを3枚購入。「いますぐ使うか」と聞かれるので、「いや明日から使います」と答えると、その際は日付と時間をこう書くようにと説明がありました。
これで空港での所用を済ませ、ホテルへと向かったのでした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今はインターネットで事前に何でも調べられますが、現地に行ってみないと分からないこともいろいろありますね。
宿泊先のSTAY Copenhagenに無事チェックインし、ここも素晴らしいアパートメントホテルなので、次回ぜひ紹介したいと思います。
ではまた!
デンマーク旅行のために準備した5つのモノ・コト
こんにちは、コウです。
今年計画するデンマーク旅行への出発まで、いよいよあと1週間。このワクワク感がいいですよね。
今回は出発直前ということで、旅行の計画や準備について書きたいと思います。
◇ 前回ブログ
◇ 目次
暑さ対策!?
しかし、毎日暑いですよね!気象庁の報道発表によると、今年2018年7月の天候は全国的に気温が相当高く、東日本では観測史上1位の高さ、西日本も2位の高さだったとのこと。7月23日には埼玉県熊谷市で最高気温41.1℃と、歴代全国1位を更新しており、8月3日には今年40℃を越えた累計地点数は過去最多となりました。
熱中症による搬送者も昨年の2倍を超える勢いで、小学校の教室へのエアコン設置が進んでいないことなどが大きな問題になっています。
ただこれは日本だけの話ではなく、北半球を取り巻く高気圧が例年より強い傾向となっており、世界各地でも高温現象が発生しているようです。
ヨーロッパ各地でも異常な暑さが続いているそうで、スマホのアプリでコペンハーゲンの天気情報を見ると、なんと最高気温が30℃超!!昨年のクロアチアの暑さに懲りて、涼しいデンマークを行先に選んだはずだったのに。
宿泊先のアパートメントホテル STAY Copenhagenにメールで問い合わせたところ、やはり異常な(unusual)天候が続いているとのこと。基本的にコペンハーゲンは涼しいので、ホテルには冷房が無いのです。「氷枕でも持っていったほうがいいかな?」と問い合わせると、「それはどういうものですか!?」と逆に質問され、教えてあげると「おお、それは素晴らしいアイデアです。きっと役に立つでしょう」と感心されてしまいました(笑)。
ホテルで扇風機を借りられることは分かりましたので、予約しました。日が落ちれば外気温は下がるはずなので、扇風機で室内の空気を循環させれば、何とか夜は快適に寝られるんじゃないかと思います。
日中はどれくらい暑くなるのか分かりませんが、水分補給用の水筒とかフェイシャルシートとか、もちろん日焼け止めとか、暑さ対策もしっかり準備していくことにしました。
旅行スケジュール
さて前回のブログでも書いたように、デンマークは小さな国なので、基本的にコペンハーゲンのホテルを拠点として、そこから日帰りでいろいろなところに足を延ばすように計画を考えました。
一つポイントだったのが、ビルンという町にあるレゴランドに行くかどうか。日本でも名古屋にレゴランド・ジャパン・リゾートがありますが、知育玩具として有名なレゴブロックの世界観をもとにしたテーマパークで、その第1号施設がユトランド半島のビルンにあります。
コペンハーゲンから電車だと3時間以上。小さい子供でもいればぜひ行くところでしょうが、そういう訳でもないので、今回は行先からはずしました。でも、コペンハーゲンの中心繁華街であるストロイエには、レゴストア本店があり、これだけでもかなり楽しめそうなので、ここは行ってみたいと思っています。
そうして考えたスケジュールは、次のとおりです。
14日(火)はシェラン島北部のフレデリクスボー城、クロンボー城(ユネスコ世界遺産)、そして世界一美しい現代美術館とも言われるルイジアナ現代美術館。この3ヶ所はコペンハーゲン近郊の定番ルートのようですので、これをグルッとまわってしまいます。
15日(水)はちょうど旅程の半ばということで、少し疲れも出てくるかもしれないので、コペンハーゲンから30分程度でいけるロスキレ(ここにもユネスコ世界遺産である大聖堂がある)だけにして、後はコペンハーゲンに戻ってブラブラするなど、自由がきくようにしました。
13日~15日に「CPHカード(72)」とあるのは、72時間(3日間)有効のコペンハーゲンカードを使うという意味で、これは後で書きます。
16日(木)にはフュン島にあるイーエスコウ城、そしてアンデルセンの故郷であるオーデンセに足を延ばします。
17日(金)は実質的な最終日なので、再びコペンハーゲン市内を観光したり買い物したり、ということに充てたいと思います。
こうして、昨年のクロアチア旅行に続き、今年も我が家のモバイル版「旅のしおり」を作成して、各自のスマホで共有できるようにしました。
◇ 今年のデンマーク旅行「旅のしおり」(抜粋)
モバイル版「旅のしおり」のつくり方は、こちらを参照して下さい。
昨年のクロアチアに比べて、表紙デザインなどもちょっと凝ったものにしてみました!ただその結果、PDFのファイルサイズが3MBくらいになってしまい、LINEではうまく共有できなくなってしまったので、いったんGoogle Driveに格納して、そこから招待メールを出してダウンロードできるようにしました。
さて、昨年のクロアチア旅行では、土曜の午後に買い物しようとしたら、閉まっているお店が多くて焦りました。
今回は金曜を買い物デーとしたので大丈夫そうですし、適宜Googleなどでリアルタイムな営業時間を確認して、無駄足にならないように注意したいと思います。
このようにスケジュールを組みましたが、基本的に自由旅行で何も縛られるものはありませんので、現地の状況や体調などと相談しながら、臨機応変に楽しみたいと思います。
コペンハーゲンカードについて
さて、交通費や観光施設の入場料なども高いデンマークにあって、役に立ちそうなのがコペンハーゲンカード。コペンハーゲンおよび近郊都市の電車、バス等の交通機関が乗り放題で、80ヶ所近い観光施設の入場料なども無料になるという優れものです。
コペンハーゲンカードには24時間、48時間、72時間、120時間などの種類があり、キオスクやコンビニなどで買えるものもありますが、常時全種類が備えられているのはカストラップ国際空港とコペンハーゲン中央駅近辺のビジター・サービスだけとか。
今回は上記のスケジュールで行きますので、カストラップ空港到着時に72時間のものを購入する予定です。
買ったときからすぐ使い始めなくても良く、カードの下の白い部分に使用開始時間を手書きで記入して、そこから時間のカウントを開始する仕組みです。
72時間用カードの値段は1枚689DKK(デンマーク・クローネ)で日本円換算(1DKK=約17.6円)だと12,126円となります。かなり高いように思われますが、私の計算では、上のスケジュールに従って旅行した場合、普通に交通費や入場料がかかった場合と比較すると、半分以下のコストで済むと考えています。
世界最古の遊園地で、ウォルト・ディズニーも参考にしたとされるチボリ公園にも、何度でも入園可能(アトラクションは別料金ですが)。夜景がとてもきれいだそうなので、楽しみです。
コペンハーゲンの港や美しい街並みを巡る約1時間の運河ツアーも、このカードで利用可能。
14日(火)に予定するシェラン島北部の見どころ3ヶ所も、交通費、入園料含めてこのカードで全て済ませられます。
なお、コペンハーゲンカードの値段は、昨年に比べて少し値上がりしています。
2.5%~4.5%程度の値上げ。まあ仕方ないですかね。
17日(金)は買い物などが中心になるかと思いますので、コペンハーゲンカードは使わず、市内交通機関が乗り放題のCity Passを使おうかと思います。
ですので、入場料のかかる市内観光施設は、なるべく13日~15日の間にまわりきってしまうことが重要かなと思います。
※追記
実際に現地でコペンハーゲンカードを使用した結果のおトク度検証については、こちらをご覧下さい。
その他の旅行準備
今回も、旅の記録はアクションカメラで残そうと思い、念願のソニー FDR-X3000Rを購入しました!
昨年のクロアチア旅行では廉価な中国製アクションカメラ(HAMSWAN F-60)を使い、値段の割にということではそれなりに満足度は高かったものの、手振れ振動が大きいことが難点でした。
ソニー FDR-X3000Rでは強力な空間手振れ補正機能が備わっているため、かなり良い映像が撮れるんじゃないかと思います。あと、HAMSWAN F60では画面周辺部分の歪み(湾曲)が大きいのが気になりましたが、これもあまり気にならなくなりました。
FDR-X3000R(ライブビューリモコン付き)は新品だと7万円前後もしますが、そんなに使用頻度も高くないことから、中古品を探し、フジヤエービックのオンラインストアで、45,000円程度で購入しました。
開封後、すぐにテスト撮影などもやってみましたが、特に問題ないようです。
海外用WiFiルータは今年も、株式会社ビジョンのGlobal WiFiの超大容量プラン(1日1GB)を利用することにしました。LINEアカウント登録しておくことで、割引の案内があり、15%割引の値段で申し込むことができました。
あと、細かいこととしては、次のようなことを準備しました。
・初日のホテル到着は夜9時頃になる予定なので、初日の夜はカップラーメンなど、簡単に食べられるものを少し用意していく(デンマークは外食が高いため、ふらっと食べに行く訳にいかず、また9時以降だとスーパーも閉まっている可能性があるため)。
・キッチンに食洗機はあるが、洗剤が足りない場合があるらしいので、家で使っているものを持っていく。
・洗濯できるので、ハンガーなど100円ショップなどで売っているような簡単なものを持っていく(帰りは、荷物に入りきらなければ捨ててきても良いもの)。
・小分けの透明袋を持っていく。現金など、いろいろなものを小分けに管理するのに便利なため(ただしデンマークはキャシュレス化がかなり進んでおり、バス、電車の切符も全てクレジットカードで買えるなど、現金はほとんど使わないらしい)。
スーツケースは、今回もアールワイ・レンタルの楽天市場店で、リモワのものを2個レンタルしました。楽天お買いものマラソンの活用で、さらにおトクにレンタル可能です。次の水曜にはスーツケースも届くので、いよいよ最終的な準備に入ります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
いよいよ来週にはコペンハーゲンに飛び立ちます!
次回は、旅の合間を縫って、できれば現地から最新の情報などをお知らせできればと思います。
では行ってきます!
我が家が夏の旅行先にデンマークを選んだ3つの理由
こんにちは、コウです。
ここ2週間、週末だけですが、外国人の学生さんが我が家にホームステイに来たりしていたので、ブログが更新できませんでした。久々のアップです。
このブログではこれまで、過去の旅を振り返って書いてきましたが、今回からは、今年これから行く旅について書いていきます。これまでは旅行した当時を思い出したり、記録をひっくり返したりしながら書いてきましたが、今回はリアルタイムに近い新鮮な情報をお伝えできると思います!
今年の夏の旅行はデンマークに行くことにしました!初の北欧旅行。期間は8月12日(日)出発、8月19日(日)帰国という、お盆の真っただ中ですが、楽しみです!
◇ 前回のブログ
◇ 目次
デンマークに決めた理由
昨年のクロアチア旅行がすごく良かったこともあり、今年も是非ヨーロッパを旅行したいと家族で話し合っていました。でも、どこへ行くか?私は、次の4ヶ国を候補として、日頃のビジネススキルを駆使して比較資料を作成し、妻と娘にプレゼンを行いました。
① ハンガリー … 首都ブダペストのドナウ河岸を始め、世界遺産等の見どころが豊富
② アイルランド … 英語がよく通じ、欧州文化の源流であるケルト文化などが興味深い
③ ポーランド … 欧州では比較的物価が安く、歴史的な見どころも豊富
④ デンマーク … 北欧の一角のため涼しく、英語もよく通じる
自分としてはハンガリーに行ってみたかったんですが…。家族会議の結果、ハンガリーとポーランドは却下。理由の第一は、暑いからです。昨年のクロアチアの経験を踏まえ、やっぱり真夏の盛りに行くのだから、涼しいところに行きたいと。また第二の理由として、ヨーロッパにあって比較的英語が通じづらいというのも、娘の英語力のトレーニングという観点から、却下理由でした。
そして残ったデンマークとアイルランドから、デンマークに決定しました。
第三にして最大の決め手は、昨年の暮れに損保ジャパン日本興亜美術館で開催されていた「デンマークデザイン展」を妻と見に行っていたのが大きいと思います。
日本でもおなじみのレゴブロックやヤコブセンの家具など、機能性と美しさを併せ持つ洗練されたデザインで有名なデンマーク。その素晴らしさに大変感銘しました。北欧諸国共通の物価の高さは気になりますが、えーい、行けるときに行っちゃおう!ということで決めたというのが、選定の経緯です。
今回却下されたハンガリーやポーランドは、もう少し時間に余裕ができて、秋などの涼しい時期に休みが取れるようになったら、妻と行きたいと思います。
◇ 過去ブログ(暑かったクロアチア)
フライトはタイ国際航空を利用
夏のハイシーズンに旅行するなら、早めの計画が重要。特に今年の我が家は、娘が大学3年生になり、来年の就職に向けてインターンシップへの参加などが見込まれることから、なるべくそのスケジュールに差し障りがないようにということで、8月のお盆の真っただ中に行くことになり、2月下旬に予約しました。
フライトとホテルの予約は、またいろいろと比較はしましたが、結局昨年と同様にDeNAトラベルで予約しました。
なおDeNAトラベルは、今年6月1日付けで、旅行比較サイト「エアトリ」を運営する株式会社エボラブルアジアに買収され、社名も株式会社エアトリに変更されています。サービスブランドは「エアトリ」とするものの、中身は旧DeNAトラベルの内容を引き継ぐようです。
フライトは、タイ国際航空便にしました。バンコクのスワンナプーム国際空港経由。往きは8/12(日)の深夜0:20に羽田空港発、帰りは8/19(日)15:45に成田空港着というちょっと変則的なスケジュールです。
タイ航空ですが、英国の航空サービスリサーチ会社・スカイトラックスが毎年行っているランキング評価「ワールド・エアライン・アワード」の2018年度版では、総合で第10位、エコノミークラスのランキングで1位となっています。ちなみに総合順位では、1位がシンガポール航空、2位がカタール航空、3位が全日空(ANA)です。
私は24歳のときに、初めての海外旅行でエジプトに行ったときのフライトがタイ航空だったので、それから約30年ぶりとなります。当然エコノミークラスの利用なので、ランキング1位のサービスがどんなものか、楽しみです。
往路は、スワンナプーム空港に早朝4:50に到着して、13:00発の乗り継ぎ便まで約8時間のトランジット。ここでの時間をどう過ごすかがポイントになりそうです。
今年もアパートメントホテルを利用
デンマークは小さな国。面積は約4.3万平方キロですから、北海道の半分くらい。人口はわずか570万人程度です。
地理的には、ドイツの北側に位置するユトランド半島と、フュン島、シェラン島という主要な2島、そして400を超える小さな島々から成り立っており、シェラン島の東の端に位置するのが首都コペンハーゲンです。
だいたいのところは首都コペンハーゲンから日帰りで行けるので、今回の旅行ではコペンハーゲンのホテルに連泊し、そこから足を延ばすことにしました。
昨年のクロアチア旅行で、キッチンや洗濯機を備えたアパートメントホテルの快適さに魅了されましたので、ぜひ今回もアパートメントホテルを利用したい!ということで、旧DeNAトラベルのサイトで検討の結果、STAY Copenhagenというアパートメントホテルを利用することにしました。
STAY Copenhagen – Apartment Hotel Copenhagen
値段はちょっと贅沢ですが、2ベッドルームのプランを利用することにしました。デザインにこだわったおしゃれなホテルのようで、楽しみです。屋上バルコニーもあります。すぐ近くにスーパーマーケットもあるので、ワインやビールを買ってきて、楽しめそうです。
物価が高いことで有名なデンマーク。日本の消費税に相当する付加価値税(VAT)は25%が加算されますので、特にレストランでの外食などは日本以上に高いようです。もちろんレストランでも食事はしたいですが、冷蔵庫や電子レンジ、食洗機まで備えたキッチンがあるようですので、スーパーで食材を買ってきて、料理のうまいうちの奥さんにお願いして、腕をふるってもらうことでも楽しめるんじゃないかと思います。
バス停まで徒歩4~5分。そこから250Sというバスで、コペンハーゲン中央駅まで12~3分程度のようですので、ロケーション的にも悪くないと思います。
ホテル予約時の注意事項
ただ、ホテルを予約する際に、ちょっとミスをしてしまいました。
旧DeNAトラベルのサイトでフライトを予約する際、最初は別の航空会社で設定されていて、それをタイ航空便に変更しました。そのとき、元の航空会社のスケジュールでは8/13(月)のコペンハーゲン到着でしたが、タイ航空に変更したことにより8/12(日)の到着に変更となったのです。
そしてホテルとセットで予約すると、ホテルのチェックイン日が8/13(月)のままになっていることに気付かなかったのです。つまり8/12(日)のホテルの予約ができていなかったということです。
旧DeNAトラベルのシステムで、フライトスケジュールが変更されたら、ホテルのスケジュールも連動して欲しかった・・・。あるいはせめて到着日とチェックイン日が食い違っていることについて注意喚起のメッセージくらい出して欲しかった・・・。
幸い、STAY Copenhagenに直接Eメールで連絡したところ、同じ部屋は8/12(日)の夜も空いているとのことで、チェックイン日を1日前倒ししてもらい、現地で1泊分の追加料金を支払うことで、無事連泊可能となりました。
これで、大きなスーツケースはホテルに置きっぱなしにでき、その日の荷物だけ持って観光するという気軽な旅が実現できそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
いよいよ出発まで、あと2週間と迫ってきました。
来週は、出発直前ということで、旅行準備のあれこれについて紹介したいと思います。
また出発後は、現地からもできれば最新情報をお知らせしたいと思います。
ではまた!